出版社内容情報
『スクール・ウォーズ』の裏に隠された人材術。
怒る、ほうっておく、のではない。選手に気づかせるのだ。『スクール・ウォーズ』のモデルとなった師弟コンビが語る感動の人材活性術。
怒る、無視する、のではない。選手に気づかせるのだ。『スクール・ウォーズ』のモデルとなった師弟コンビが語る感動の人材活性術。
▼京都一の不良学校からラグビーで全国制覇を成し遂げるまでにした”泣き虫先生”こと山口良治。一方、ラグビー部のキャプテンとして選手を引っ張っていった平尾誠二。
▼いかにして不良たち、やる気のなかった部員たちは、ラグビーに情熱を注ぎ、厳しい練習に耐え、仲間を思いやる気持ちを育んだのか。TVではけっして明らかにされなかったドラマが初めて明かされる。
▼山口は言う。「おれは日本代表だったんだ。おれは教師だ、おれは監督だというおごりが、いつもあったんだ。そういう自分にそのとき気がついたんだ。自分で気づくことがリーダー、指導者にとって何より大事なことであるならば、指導者は気づかせてやることが一番重要なんだ」と。
▼本書はリーダー、指導者にとって組織変革のバイブルであり、親にも読んでもらいたい一冊だ。
[1]「気づく」ことで「自分を変える」ことができた
[2]「熱情」があれば、必ず人は動く
[3]どうしようもない相手に、いかに気づかせるか
[4]自分で考え、自ら動く人間を育てるために
内容説明
話を聞かない、考えない、動かない選手たち…。叱るのでもない、無視するのでもない、「気づき」を与えて動かせ。感動のTVドラマ『スクール・ウォーズ』の泣き虫先生と教え子が導くリーダー、指導者のためのバイブル。
目次
1 「気づく」ことで「自分を変える」ことができた(平尾を見て「こんな子とラグビーをやりたいな」と思った;「山口先生にラグビーを教えてもらいたい」。それが伏見進学のきっかけだった ほか)
2 「熱情」があれば、必ず人は動く(先生にあるのは純粋に生徒を想う愛情だけ。だからこそ伝わる;「おまえなら素晴らしい選手になれる」。その言葉が支えとなった ほか)
3 どうしようもない相手に、いかに気づかせるか(教育とコーチング;指導者に大切なのは「自分で気づくようにしむけてやる」こと ほか)
4 自分で考え、自ら動く人間を育てるために(勝つことよりも「子どもたちをどう変えていくか」;隙のないラグビーを教えるより、「考えさせる」ほうが大事 ほか)
著者等紹介
山口良治[ヤマグチヨシハル]
伏見工業高校ラグビー部総監督。1943年、福井県生まれ。日本体育大学卒。若狭農林高でラグビーを始め、日体大へ進学。現役時代は闘志のフランカー、名キッカーで鳴らし、67年、日本代表チーム入り。大学卒業後、岐阜県立長良高校・岐阜工業高校教諭、京都市教育委員会勤務、74年、京都市立伏見工業高校教諭などを経て、98年、京都市文化市民局スポーツ振興室部長、京都市スポーツ政策監などを歴任。2003年、定年退職。現在、京都市スポーツ政策顧問・京都アクアリーナ館長。この間、75年から伏見工ラグビー部監督、98年、総監督に就任。81年、全国大会で初優勝。全国的には無名だった同部を育てあげ、テレビドラマ『スクール・ウォーズ』のモデルにもなった
平尾誠二[ヒラオセイジ]
1963年、京都市生まれ。神戸製鋼ラグビー部GM。81年、伏見工業高校3年の時、全国高等学校ラグビーフットボール大会優勝。82年、19歳4カ月で史上最年少の日本代表(当時)に選ばれる。85年、同志社大学で史上初の全国大会選手権3連覇。86年、神戸製鋼に入社。89年以降、日本選手権大会V7達成。97年、ラグビー日本代表監督に就任。99年、パシフィックリム選手権に優勝し、4大会連続のワールドカップ出場を達成
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感想・レビュー
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nocturne2015
Humbaba
Humbaba
コホーー
nocturne2015