出版社内容情報
北海道が変わる! 北海道が日本を変える!
厳しい停滞に陥った北海道に、明るいきざしが見えてきた! こんな思考法が北海道を変えてゆく。北海道こそが日本復活の先行指標だ!
北海道拓殖銀行の破綻や地方経済の冷え込みを背景として、厳しい停滞に陥った北海道。しかし、ここにきて、明るいきざしが見えてきた! 真実の北海道の姿を明らかにしつつ、成功への思考法を描く、斬新な北海道論である。
▼変えなければならないもの、それは北海道人自身の「北海道観」である。「北海道の常識」は、みんな間違いなのである。なぜ中央からの補助金ばかりを頼りにするのか。なぜみんなが「これこそ北海道の財産だ」と思うものこそを大切にしないのか。なぜいまだに社会主義的な思考法から脱け出せないのか? それらすべてから離れればチャンスはいっぱいなのだ。それに気づきさえすれば、北海道の明るい兆しは、本当に明るい未来へと変わるのだ!
▼北海道に生まれ、高校卒業以来40代まで北海道の外で過ごし、現在は札幌大学の教授をつとめる著者だからこそ描けた5年後のビジョン。縮み思考の衰退論はもうたくさんだ! 元気があふれでる一冊!
[0]これからの五年、北海道にとってチャンスが到来した
●「大進歩の10年」に続け
●消費中心主義の北海道に、最大のチャンスがある
●利用者・消費者・選挙民の望むものを提供しよう
●前年比、バブル期比で判断し、行動するスタイルをやめよう
[1]北海道を語る前に、世界の、そして日本の「五年後」を見すえてみよう
●世界の五年後はこうなる
●日本の五年後を悲観しても仕方がない
[2]北海道の五年後
●21世紀は北海道の世紀だ
●横路・堀道政からの決別は、社会主義からの決別なのだ。北海道の新しい夜明けなのだ
●消費社会の「典型」地北海道の実験は、日本の実験
●シルバー社会の「価値転換」を北海道から
●北海道の都市は、多種多様で、潜在力抜群だ
●過疎地でいいじゃないか
●ハイテクもローテクも、いっしょにおいで
内容説明
「日本の世紀」は北海道の進展なしには、きわめて困難である。北海道の停滞を、北海道人が打開することによって、日本が、アメリカやヨーロッパ連合と肩を並べて堂々と歩む21世紀を築くことができるのである。本書が、そのことを明らかにする。
目次
0 これからの五年、北海道にとってチャンスが到来した(「大進歩の一〇年」に続け;消費中心主義の北海道に、最大のチャンスがある;利用者・消費者・選挙民の望むものを提供しよう ほか)
1 北海道を語る前に、世界の、そして日本の「五年後」を見すえてみよう(世界の五年後はこうなる;日本の五年後を悲観しても仕方がない)
2 北海道の五年後(二一世紀は北海道の世紀だ;横路・堀道政からの決別は、社会主義からの決別なのだ。北海道の新しい夜明けなのだ;消費社会の「典型」地北海道の実験は、日本の実験 ほか)