出版社内容情報
森ファン待望の初の詩集。
森ファン待望の初の詩集。書き下ろしの詩と写真で綴る、鋭くも優しい言葉の数々。言葉の魔術に心が溶けてゆく。今、言葉がある理由。
『すべてがFになる』でデビュー以来、その本格的なトリックと自我への探求を模索する鋭い文章表現で、ベストセラーミステリー作家の地位を確固たるものにしている著者。
▼本書は、ファン待望の初の詩集である。
▼詩の表題を挙げると◎夢を知っている◎連れていってほしい◎冒険者◎走るために生まれてきた◎ロケットに乗ってやってきた◎僕の額を見ろ◎とにかくここを出よう◎朽ちてなお◎人間が恐いのは何故◎望みを捨てて戦おう等々。
▼著者は、ミステリー作家デビュー前から、詩を書いていたが、本書では発刊にあたり、改めて書き下ろした作品である。
▼その思考から紡ぎだされた言葉の数々は、読者を優しく包み込み、ときには、届かなかった心の奥底に眠っていた感情に気づかせてくれる。また、全篇において撮り下ろされた著者撮影の写真は、もう一人の自分に気づかせてくれる効果を発揮している。
▼森ファンはもちろんであるが、読めば言葉の魔術に心が溶けてゆく本。
●いつでもハイウェイがある
●コーヒーメーカーの分解能
●私的詩的素敵
●ここにいよう
●雪が降る夜は
●原石を拾ったのに
●時計の音
●大人しい僕
●拒絶
●離れていく
●ハウリングする思考 ほか
内容説明
待望の初詩集。
目次
いつでもハイウェイがある
コーヒーメーカ分解能
私的詩的素敵
ここにいよう
雪が降る夜は
原石を拾ったのに
時計の音
大人しい僕
拒絶
離れていく〔ほか〕
著者等紹介
森博嗣[モリヒロシ]
1957年、愛知県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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