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人物をつくる―真の経営者に求められるもの

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569628448
  • NDC分類 159
  • Cコード C0034

出版社内容情報

これからのリーダーに求められる資質を問う。

指導者に求められる人間観とは何か。ビジネスマンに必要な仕事観とは何か。過酷な経営環境のなかで、いかに生き残るかを紹介。

平成11年4月にソフトバンク・ファイナンスは、総勢55名からスタートする。そして4年後の今年は、グループ企業156社、1375名の巨大グループに成長する。衰退著しい金融業界において、なぜ同社はこれほどの成功を収められたのか。同社CEOの著者は、「人づくり」にその解を求める。本書は、著者が定期的に行なう「人間学」の講和をもとに構成されている。第一部は「惜命」「仕事観」「指導者」についてまとめ、第二部は時事の論評や業務への留意点について語ったものである。タイトルの『人物をつくる』は、『易経』にある「開物成務」からとられ、「国家の経世は人物を育てることにあり、その人物をして物事を立派に成し遂げることに意義がある」との意味が込められている。当然、企業の経世においても「人物が育つ」ことが大切である。本書を通じて、著者は繰り返し先哲の人間学を学ぶことの重要性を説く。

[第1部]講和篇 
●借命 生命への深い愛惜の念 
●仕事観 艱難辛苦に感謝する心 
●指導者 求められる人間的魅力 
[第2部]訓話篇 
●歴史の教訓に学ぶ 
●「後発の利」との闘い 
●「イノベーター」の精神 
●「大義名分」と「タイミング」 
●「大きな経済」と「小さな経済」 ほか

内容説明

開物成務の人間学。金融業界のイノベーター集団はいかにして生まれたか。

目次

第1部 講話篇(惜命―生命への深い愛惜の念;仕事観―艱難辛苦に感謝する心;指導者―求められる人間的魅力)
第2部 訓話篇(歴史の教訓に学ぶ―バブル崩壊と大デフレ;「後発の利」との闘い―中国のWTO加盟にあたって;「イノベーター」の精神―さらに厳しい時代を迎えて;「大義名分」と「タイミング」―意思決定の心構え;「大きな経済」と「小さな経済」―アジアが成長する背景 ほか)

著者等紹介

北尾吉孝[キタオヨシタカ]
1951年、兵庫県生まれ。74年、慶応義塾大学経済学部卒業。同年、野村証券入社。78年、英国ケンブリッジ大学経済学部卒業。92年、野村証券事業法人三部長。95年、孫正義社長の招聘によりソフトバンクに入社。現在、ソフトバンク・ファイナンス代表取締役CEO、他20社の代表取締役を兼務する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コホーー

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03年発行の本書を廃棄するにあたり再読。本書のテーマは「二度とない人生をいかに生きるべきか」。この人生の根本問題を深く考えるきっかけとすぺく、著者が中国の古典など先哲から学んだ人間学を基に、自己啓発を促し、人物の育成を図るというのが本書の目的。中でも、指導者としての備えるべき7つの資質条件、①誰にも劣らない最高の熱意、②誠実さ、③使命感、④人情の機微を知る、⑤義侠心(哀れみ痛む心、理不尽を許さない憤りの心)、⑥感謝の心、⑦強運が印象的だった。古典の入門書としても最適な一冊です。2022/03/21

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