PHP新書<br> 離婚の作法―終わりなき男と女の紛争劇

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離婚の作法―終わりなき男と女の紛争劇

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  • サイズ 新書判/ページ数 215p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569628288
  • NDC分類 324.62
  • Cコード C0230

出版社内容情報

妻が得する離婚裁判の内幕と夫に必要な心構え。

「離婚は女のためにある」。別離の際に妻が主張する「権利」という名の金銭的欲望に夫はどう身構えるか。年々激増する離婚裁判の内幕。

年間30万組の夫婦が別れる日本の離婚事情。両親や仲人が仲裁に入ったかつての人情味溢れる風景は姿を消し、すみやかな別離を促すルール=法律が無表情な顔で跋扈する。

▼「内助の功」を金銭化した財産分与に、子どもの幸せを盾にした養育費。離婚紛争からは、欲望を「権利」という名で語る女性のしたたかさと、憤懣やるかたない男の悲哀が滲み出る。

▼法律でしか解決できない夫婦喧嘩に豊かさはあるのか。人間の機微を失いかけている現代・男女関係の実態を、弁護士の視点で描く。

▼【内容紹介】文明の反映が結婚であり離婚である/「わがまま」が「権利」へ変容する/慰謝料は定額化して「離婚のすすめ」/女性の「籍」への関心の高さ/家裁は「ゴミの焼却場」/子どもに会いたければ、お金を出しなさい/浮気調査もIT化が進む/結局、離婚裁判は金の攻防/男から離婚の申し立てはするな/恋愛と夫婦愛は根本的に異なる/そして、だれも裁けなくなった……

●序章 文明としての男女関係 
●第1章 離婚はなぜ増えるのか 
●第2章 離婚紛争の舞台裏 
●第3章 子どもをめぐる争奪戦 
●第4章 財産分与と慰謝料 
●第5章 離婚裁判のバカバカしさ 
●第6章 現代版・離婚の作法 
●終章 離婚、この忌まわしく煩わしきもの

内容説明

年間三〇万組の夫婦が別れる日本の離婚事情。両親や仲人が仲裁に入ったかつての人情味溢れる風景は姿を消し、すみやかな別離を促すルール=法律が無表情な顔で跋扈する。「内助の功」を金銭化した財産分与に、子どもの幸せを盾にした養育費。離婚紛争からは、欲望を「権利」という名で語る女性のしたたかさと、憤懣やるかたない男の悲哀が滲み出る。法律でしか解決できない夫婦喧嘩に豊かさはあるのか。人間の機微を失いかけている現代・男女関係の実態を、弁護士の視点で描く。

目次

序章 文明としての男女関係
第1章 離婚はなぜ増えるのか
第2章 離婚紛争の舞台裏
第3章 子どもをめぐる争奪戦
第4章 財産分与と慰謝料
第5章 離婚裁判のバカバカしさ
第6章 現代版・離婚の作法
終章 離婚、この忌わしく煩わしきもの

著者等紹介

山口宏[ヤマグチヒロシ]
1954年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業、同大学大学院法学研究科中退。第二東京弁護士会登録の弁護士として活躍する傍ら、執筆活動でも非凡な才能を示す
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。