ＬＯＶＥ ＢＲＡＩＮ―行為を紡ぐ男性脳 言葉を紡ぐ女性脳

黒川 伊保子【著】

ＰＨＰエディターズ・グループ（2003/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 191p／高さ 20cm
• 商品コード 9784569627496
• NDC分類 143.1
• Cコード C0095

出版社内容情報

男性脳と女性脳の思考の違いを解き明かす。

男性脳と女性脳。その全く異なる思考の世界を解き明かし、すれ違う男と女に一筋の光を与える。大切な人をより深く理解したいあなたに。

男と女。お互い、きちんと向き合っているはずなのに、どこか通じ合っていない、わかり合えていない。

▼そんなもどかしい思いを抱いているなら、相手の脳の仕組みに目を向けてみてほしい。同じ人間でありながら、それぞれの脳が捉えている世界は、全く違っているのである。

▼女がいくらでも語れる自分の気持ち。男はそんな女の前で口をつぐんでしまう。男が固執する仕事の成果や肩書き。女はそんな男がひどく遠くに感じられる。

▼こうしたすれ違いが、男性脳と女性脳の仕組みの違いから生じている。

▼お互いの脳の違いを知り、大切なパートナーをより深く理解したい、余計な苦しみや悲しみから解放され、満ち足りた関係を築きたい――そんな方に贈る一冊。　　 　　

●女の気持ち　
●男の気持ち　
●オトナの女の必需品　
●ロマンスの作り方　
●大切にされる女の条件　
●魔法の鏡　
●この世の始まりの魔法　
●少女脳の憂い、少年脳の悲しみ　
●オトナ脳の愉楽　
●女心の秘密　
●美人の秘訣　
●会議は踊る　
●ヒロインの作り方　
●オトナのおんなの必需品2　
●甘い生活　
●千年愛　
●ほんとうの恋愛論　
●満ちてゆく時間

内容説明

永遠に満たされない女と、満ちてゆく女は、紙一重である。女性脳には飢餓と豊穣しかない。ほんの少しの知恵で永遠に満たされない恐るべき「自我」と満ちてゆく「私」に分かれてしまうのである。

目次

女の気持ち
男の気持ち
オトナの女の必需品
ロマンスの作り方
大切にされる女の条件
魔法の鏡
この世の始まりの魔法
少女脳の憂い、少年脳の悲しみ
オトナ脳の愉楽
女心の秘密
美人の秘訣
会議は踊る
ヒロインの作り方
甘い生活
千年愛
ほんとうの恋愛論
満ちてゆく時間

著者等紹介

黒川伊保子［クロカワイホコ］
１９５９年生まれ。奈良女子大学理学部物理学科卒業後、コンピュータメーカーでＡＩ（人工知能）研究に携わり、ロボットの情緒を追究。ことばの不思議や、情緒の謎をビジネスに活かすコンサルタントとして活躍中。音相システム研究所上席主任研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みゃーこ]

ナルシスティックな文面が非常に鼻につく。所詮エッセイは主観が楽しい。終章「歳を重ねながら準備すること。まずは見たもの、感じたもののすべてを、自分の心の鏡に映すようにすること。他人のそれじゃなく。誰かに認められたくて、羨ましがられたくて、褒められたくて、勝ちたくて、誰かに見捨てられないために、嫌われないように...じゃなくて。自分が気持ちのいい、納得できる、清々しい...そういうものだけそばに置いておく。その外側には「そうはいっても自分の大切な人たちが不快じゃないこと」というフィルターはかけて」とのことだ。

2014/10/13

[open]

人のことはいいから自分のことを大切にしろ

2015/05/24

[ちさと]

“男が公明正大であるためにも、女が上品であるためにも、まずは他人を下卑た欺きに陥れないことだ。 自分がしたことは、他人もすると考えるのがヒトの脳である。 自分の欺瞞と高慢の数だけ、私たちは後の人生で萎縮する。“

2018/06/16

[桃の種]

女は時間、男は空間。自分の中で反芻してみたい。

2020/01/06

[貧家ピー]

40歳を過ぎた女性は気付く、男性に対する幻想を教えてあげるという本。 「地図を読めない女 ー　」と言ってることが似ていた。

2006/05/03