魔法があるなら

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  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569626680
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

微笑みと感動を誘うユーモア冒険小説。

『青空のむこう』の作家が贈る、微笑みと感動の小説。世界一リッチな場所で暮らし始めた貧しい主人公達の冒険。英国BBCでドラマ化。

待ちに待った『青空のむこう』のベストセラー作家アレックス・シアラーの新作は、スリルとユーモアと極上のハッピーエンドが魅力の傑作小説!

▼世界でいちばん素敵な「スコットレーズ・デパート」の時計が6時をさしたとき、だれも想像できない冒険がはじまった! ぐいぐい引きこまれる、練りに練られたストーリー。胸に残る最高の感動をあなたに贈ります!

▼『スコットレーズ・デパート(この本の舞台)』→すごく豪華で、歩いても歩いても終わりがないほど巨大なお店。スコットレーズには、お菓子も飲み物も、ダイヤモンドも玩具も何だって揃っている。『リビー(この本の主人公)』→リビーたちは、スコットレーズで何も買ったことはない。たった一本の鉛筆さえも。リビーたちにはお金がない。住む所だって転々としている。でも……、今晩、このデパートに「最高の奇跡」が訪れる!

[1]スコットレーズ 
[2]六時十五分前 
[3]月夜の大飛行 
[4]デパート探検 
[5]チョコレート売り場とフードホール 
[6]誰かを抱きしめたくなる夜 
[7]真夜中の危機 ほか

内容説明

世界でいちばん素敵な「スコットレーズ・デパート」の時計が6時をさしたとき、だれも想像できない冒険がはじまった。

著者等紹介

シアラー,アレックス[シアラー,アレックス][Shearer,Alex]
シナリオライターとして執筆活動をはじめ、輝かしい成功をおさめる。その後、若い世代むけに冒険小説や心にひびく感動小説を次々と発表し、イギリスをはじめアメリカなどで、多くのファンを魅了しつづけている。その作品はいずれもページ・ターナーと呼ぶにふさわしい

野津智子[ノズトモコ]
獨協大学外国語学部フランス語学科卒業。外国語を日本語に表現しなおす面白さに惹かれ、在学中より訳者をめざす
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つくよみ

69
図書館本:生来のジプシー性?のせいで、一所に落ち着くことが出来ない性分の母と、まだ幼くて無邪気すぎる妹。そして心配性の姉。3人の母娘の、奇妙なデパート生活の物語。住むところを失くした母が、次の住居に選んだのは世界最大級の巨大デパート。何時見つかるかと心配する主人公を他所に、2人は能天気に楽しむばかり。厳めしいドアマンとの攻防。日夜見回りをやり過ごすスリル。そんな生活感溢れる冒険?の日々は、思いもかけぬ事件で終わりを迎える・・・奔放で無茶苦茶でも、けじめを付けるべき所は確り付ける母。最後の決断が光っていた。2013/11/04

星落秋風五丈原

53
ドアマンがいて、ディスプレイが豪華で、各階の品物が豊富で…と読んでいくと、モデルとして浮かび上がるのが、イギリスはロンドンのハロッズ。歩道が広くて、品物豊富で、確かに「ここになら一日くらい住めそうだなぁ。」と思ったもの。でも、ここで、「3人はいつまでも幸せに暮らしました」で物語が終ってしまうと、 いくらなんでも御都合主義。そこはさすがシットコムの脚本家。デパートに来る客、デパートの従業員、デパートの清掃員、そしてとんでもないお客まで、彼女達を襲うトラブルを、ありがちな範囲でちゃんと登場させている。 2003/04/23

あかは

47
お気に入りさんの感想でずっと気になっていたシアラー。図書館にあったのでまずこの本を。本当に魔法があったら。素敵な夢だったね。心配性のリビーの気持ちがよくわかる、ドキドキ。いつばれるかばれるか、どんな風にばれるか、私もどきどきしながら読みました。すっかり、虜になりました!愛すべき人達。一番びっくりしたのはあの人……だな。2017/08/13

たるき( ´ ▽ ` )ノ

46
再読。ほんと、夢があっていいなぁ♪長女の私は、リビーの気持ちがよくわかる(笑)デパートに住んじゃうなんて、ぶっ飛んでるよな〜Σ(゚д゚lll)2017/03/11

ペルー

43
表紙の赤が印象的で手にとりました。読み始めてすぐに、私もすごく心配症で、リスクはとらない性格なので長女のリビーに激しく感情移入。もうつらい気持ちで読み進めました。辛すぎて背中が痛くなるぐらい(多分単なる寝違いだと思うけど)。でも先が気になって一気に読みました。たぶんママのような大らかさを身につけた方がいいのだと思うけど、性分だから仕方ない。それとともに、母親なのに、子供をこんな不安な気持ちにさせたいけない、と憤りのようなものも感じてしまいました。いつの間にか、自分がリビーに重なっていたようです。 2016/05/29

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