- ホーム
- > 和書
- > ビジネス
- > 仕事の技術
- > リーダーシップ・コーチング
出版社内容情報
これまでのカウンセリング的なコーチングの本とは異なり、リーダーの組織運営に力点を置く。経営者、上司に必須のスキルとして紹介。
1980年代にアメリカからもたらされた「コーチング」の手法が、いま日本で注目されている。コーチングとは、人の能力と喜びを最大限に引き出し、自己実現をサポートするためのコミュニケーション技術のこと。特に著者は、人間が行動する要素として、「危機感」「快感」「価値感」の3つを取り上げ、リーダーとしてのモチベーションの持たせ方やマネージャーのあるべき姿を説く。そもそも人間の能力にはそれほどの差はないにもかかわらず、元気な会社とそうでない会社があるのだろうか。元気な会社には、変化するだけのエネルギーが満ち溢れており、社員が活き活きと働き、高いモチベーションを維持しているからだろう。本書では、「リスニング」など3つのベース・スキルと「目標設定」「行動計画」など6つのコア・スキルを学び、組織活性化のノウハウを伝授する。一人でも部下を持つ管理職やリーダーの方々にぜひ読んでもらいたい一冊である。
●序章 「勝ち組リーダー」と「負け組リーダー」
●第1章 コーチングの全体像をつかむ
●第2章 三つのベース・スキルを学ぶ
●第3章 GROWモデルのすべて
●第4章 コーチングを効果的に行なうために!
内容説明
本書は、人を活かすためのさまざまな切り口から、いまアメリカでも日本でも大ブレーク中の「コーチング」にスポットをあてながら、できるだけ体系的に、わかりやすく、その手順や考え方を示すものである。
目次
序章 「勝ち組リーダー」と「負け組リーダー」(コーチングとは何か?;いまなぜビジネスにコーチングなのか)
第1章 コーチングの全体像をつかむ(コーチング・プロセスを知る;GROW(成長)モデルとは? ほか)
第2章 三つのベース・スキルを学ぶ(リスニングの技術を磨く;アスキングの技術を磨く ほか)
第3章 六つのコア・スキルを学ぶGROWモデルのすべて(現状認識―適切な現状認識が、突破を作る!;目標設定―目標として認識できる目標作り ほか)
第4章 コーチングを効果的に行うために!(学習プロセスを理解する;コーチングに向く人・向かない人の要素 ほか)
著者等紹介
上村光弼[ウエムラミツノリ]
1962年大阪府生まれ。甲南大学卒。営業会社の管理職・社内教育トレーナー、人材開発コンサルタント会社を経て、日本メンタルヘルス協会衛藤信之氏に師事、カウンセリング心理学を学び、その後同協会心理学講師を勤める。独立後、コミュニケーション・テクノロジー研究所を設立する。現在は「ITと共に、CTを」をスローガンに、科学・情報技術の発達と共に希薄になりがちな「人間関係の再構築」と「能力開発」をテーマに、コミュニケーション技術(CT)の普及をライフワークとして活動。これまでに、家庭・学校・企業・組織のための、コーチング、カウンセリング、コミュニケーション講座・心理学講座などの講師として、全国で2000回以上、延べ6万人以上の受講生を対象に、講演・研修の実績を持ち、90%もの受講満足度を得ている。2002年からは「メンタル・キャタリスト(人を癒し、力づける人)」の育成のためにIMCAを創設、専務理事も務めている。趣味と生きがいは「人のこころに火をつけること」。現在、コミュニケーション・テクノロジー研究所所長。IMCA専務理事。(財)神戸市民大学講座評議員。ITAA(国際TA協会)正会員
岸英光[キシヒデミツ]
1963年東京都生まれ。千葉大学卒。ビジネスマンとしての経験を背景に、日本人に欠けている本質的なコミュニケーションと人間関係や能力開発、個人や組織のパラダイム・シフトに関する研修、講演、執筆活動を行っている。対象は、企業・自治体・学校・ビジネス養成機関・病院・NGOなどあらゆる分野にわたる。現在、コミュニケーション・テクノロジー研究所チーフ・コーチング・ディレクター。岸事務所代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。