出版社内容情報
ロボット研究の第一人者が教える頭の鍛え方。
人工知能、ロボット工学の世界的権威である著者が、日本人が真に「考える力」「知的体力」を養う技術を伝授!
カーネギーメロン大学ロボット研究所を世界最大の研究所にした、人工知能、ロボット工学の世界的権威が教える知の技術。
▼著者は、アメリカ大陸自動運転横断ロボットや、スーパーボウルで使われたアイビジョン・システムなどの先進開発の中心的役割を果たした、今、もっともアメリカで注目される研究者である。
▼本書では、今まで誰も語ることのなかった新しい知の技術を鍛える方法を伝授する。
▼内容例を挙げると◎「メッセージのある研究をしろ」◎最後までやりきれば、失敗のパターンもわかる◎集中力とは、自分が問題そのものになること◎できるやつほど迷うものだ◎「日本人にアイデアがない」というのは嘘である◎日本の学生は、明らかに問題解決の能力において劣っている
▼著者の意図は明確である。本当に頭のよい人間は、複雑に考えるのではなく単純に直線的に解答を導き出すのだ、という。
▼慶應大学安西祐一郎塾長、羽生善治四冠推薦! ビジネスマン、学生必読!
●第1章 素人のように考え、玄人として実行する―発想、知的体力、シナリオ
●第2章 コンピュータが人にチャレンジしている―問題解決能力、教育
●第3章 「自分の考え」を表現し、相手を説得する―実戦! 国際化時代の講演、会話、書き物術
●第4章 決断と明示のスピードが求められている―日本と世界 自分と他人を考える
内容説明
「メッセージのある研究をしろ!」最後までやり切れば、失敗のパターンもわかる。集中力とは、自分が問題そのものになること、できるやつほど迷うものだ。「日本人にアイデアがない」というのは嘘である。日本の学生は、明らかに問題解決の能力において劣っている。成功する考えは、単純明快である。全米注目の研究者が教える「知の技術」。
目次
第1章 素人のように考え、玄人として実行する―発想、知的体力、シナリオ(遊び心の発想;なんと幼稚な、なんと素直な、なんといい加減な考えか ほか)
第2章 コンピュータが人にチャレンジしている―問題解決能力、教育(コンピュータが人にチャレンジしている;人もコンピュータも計算する機械である ほか)
第3章 「自分の考え」を表現し、相手を説得する―実戦!国際化時代の講演、会話、書き物術(説得する―黙っていてはわからない;前置きなしに話す―こう言えば、ああ思う ほか)
第4章 決断と明示のスピードが求められている―日本と世界、自分と他人を考える(日本に求められるのは、「知のスピード」である;インターネットの価値―より多くの広い範囲の人と仕事 ほか)
著者等紹介
金出武雄[カナデタケオ]
カーネギーメロン大学教授―U.A.and Helen Whitaker記念全学教授という大学を代表する特別な称号を与えられている。ロボティクス研究所前所長。1945年、兵庫県生まれ。京都大学工学部電子工学科、同大学院博士課程修了。工学博士。同大学情報工学科助手、助教授を経て、80年アメリカのカーネギーメロン大学にロボット工学研究所発足を機に招聘される。92年~2001年同研究所所長。アメリカ大陸自動運転横断ロボット車“NAVLAV”、新しい3次元画像メディア“仮想化現実”、スーパーボウルで使われたアイビジョンシステムなどの先進研究開発を担当し、その中心的役割を担う。米国国家研究評議会航空エンジニアリング委員会委員、NASA先端技術諮問委員など歴任。97年、アメリカ工学アカデミー特別会員に日本人として最年少で選ばれる。2001年から独立法人産業技術総合研究所においてデジタルヒューマンラボを設立、非常勤所長を務める。C&C賞、エンゲルバーガー賞など受賞多数。人工知能、コンピュータビジョン、ロボット工学の世界的権威であり、今、最も注目されている学者である
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