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Michio’s northern dreams
ラブ・ストーリー―Michio’s Northern Dreams〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 89p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569619637
  • NDC分類 748
  • Cコード C0095

出版社内容情報

動物のカップルや親子の写真。シリーズ第二弾。

星野道夫が遺した写真と文章を新編集したシリーズ二作目。アザラシやシロクマなど動物のカップルや親子の愛らしい本。プレゼントに最適。

写真家の故・星野道夫さんが遺した膨大な写真と文章を新たに編集し、再構成した“Michio's Northern Dreams”シリーズの2冊目。本書では、アラスカの苛酷な自然の中に生きる動物の親子やカップルをとりあげる。極北の動物たちの「愛のかたち」には、思わず頬がゆるんでしまいそうだ。愛おしさと優しさ、力強さと厳しさを内包する星野さんの写真と文章は、他者にも自分と同じ時間が流れているというあたりまえのことを思い出させてくれる。同じ時間を生きながら一度も会うことがない人々もいれば、たった一度の偶然で一生をともにする人々もいる。いったいその違いは何だろう。帯にある「いつかおまえに会いたかった」という文句は、そんな出会いの不思議さとせつなさを言い表しているのかもしれない。

▼本シリーズの1冊目『オーロラの彼方へ』(既刊)、3冊目『最後の楽園』(02年1月刊)ともどもおすすめいたします。

内容説明

多くの未発表写真と魂を揺さぶる言葉の数々。新編集でよみがえる星野道夫の世界。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリー

65
星野道夫さんの撮影の旅は、同時に思索の旅でもあったと私は思う。そして、写真と思索は切り離すことのできないものだとも思う。2023/01/28

すい

52
『自然とは人間の暮らしの外にあるのではなく、人間の営みさえ含めてのものだと思う。美しいのも、残酷なのも、そして小さなことから大きく傷ついていくのも自然なのだ。自然は強くて脆い。』星野道夫さんが取材中にクマに襲われ急逝したと知った時には衝撃を受け悲しかったが、自然の一部となったのだと思えばその悲しさも和らいだ。取材対象との距離感が近すぎたのかもしれない。それを思い知らされる写真集。2014/07/16

tokotoko

47
今回は、アラスカで生きる動物の写真特集です。きっと家族か、友達か、仲良く寄り添う写真ばかり。そんな写真を撮りながら、星野さんが気づかれたことが文章になっています。自然や人間、生きることなど、壮大なテーマに自問自答される星野さんの真摯な姿勢も写真や文章から伝わってきます。「弱者には弱者なりの生きる術がちゃんとあるのかも」っていう言葉には、とても励まされました。星野さんが深い愛情をもって撮られた動物達は、今にも動き出しそうで。きっとアラスカでたくましーく生き続けてるんだろうなぁって思うと、嬉しくなりました。2014/09/20

てんちゃん

32
アラスカに棲む動物たちを主とした写真と過去の著書からの文章の引用をまとめた作品。写真はほのぼのなのに文章は凛と引き締まるものが多く、少しちぐはぐなイメージもあります。著書の没後に様々な作品を編纂しなおしたものなので仕方ないですね。それぞれの良さはあるので良しとします。『人は生きているかぎり、夢に向かって進んでいく。夢は完成することはない。しかし、たとえこころざし半ばにして倒れても、その時まで全力をつくして走りきったならば、その人の一生は完結しうるのではないだろうか。』2018/05/31

せんむ

22
アラスカに生きる動物の写真と、著者を含めた、アラスカで生活するひとのエッセイ(?)。極寒の景色を見てるのに、温かいのは何故でしょう?2014/10/02

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