出版社内容情報
方法次第ですべての子供の学力は伸び、いじめもなくなる! 反「ゆとり教育」の実践と成果で脚光を浴びる熱血小学校教諭の人生ドラマ。
「私自身、いま学校がとても楽しく、子供といる時間が充実しています。子供が何かできるようになったときに『やった』と笑う瞬間がありますが、この笑顔こそ私の喜びなのです。こうした教育に関わる喜びを、多くの教師や家庭がもう一度実感できれば、教育のあり方はまったく違ってくると思います」
▼そう語る著者は、兵庫県朝来郡朝来町立山口小学校の教師。近年、わが国では、「子育てのつらさ」「教育の難しさ」などが頻繁に取り上げられ、「教育はいかにあるべきか」が大きな課題となっているが、本書はそうした問いに対する一つの答えを提示している。
▼鉄棒ができなかった子が鉄棒でぐるぐると回るようになる。国語の苦手だった子が難しい文章を暗唱してしまう。計算のスピードが目に見えて上がっていく。まさに、子供たちは無限の可能性を秘めており、無限に伸びることを著者は体感する。基礎学力の徹底を中心とした数々の実践を試みる熱血教師の人生ドラマ。
●序章 基礎学力がない子供たち
●第1章 「でもしか」教師からスタートした私の教育人生
●第2章 山口小学校での取り組み
●第3章 私たちの指導法・実践編
●第4章 子供たちが変わった
●第5章 「詰め込み教育」という批判を超えて
●第6章 指導者としての喜び
●第7章 山口小学校の実践を支えてくれた人たち
●第8章 学校の可能性
内容説明
NHK『クローズアップ現代』でも紹介された、いま全国の注目と期待を集める教育現場からの報告。
目次
序章 基礎学力がない子供たち
第1章 「でもしか」教師からスタートした私の教育人生
第2章 山口小学校での取り組み
第3章 私たちの指導法・実践編
第4章 子供たちが変わった
第5章 「詰め込み教育」という批判を超えて
第6章 教育者としての喜び
第7章 山口小学校の実践を支えてくれた人たち
第8章 学校の可能性
著者等紹介
陰山英男[カゲヤマヒデオ]
1958年兵庫県生まれ。岡山大学卒業後、兵庫県尼崎市立園和小学校を振り出しに、城崎郡日高町立三方小学校を経て、1989年兵庫県朝来郡朝来町立山口小学校に赴任。読み、書き、計算での徹底した反復学習を教師集団や地域との連携で実践し、子供たちの学力をみるみる向上させる。インターネットの活用、体育科の指導、科学実験などの授業でもユニークな指導を展開。学校ぐるみの実践がNHK『クローズアップ現代』でも紹介され、全国の学校や教師、保護者のあいだで大きな反響を呼んでいる。「学力の基礎をきたえ落ちこぼれをなくす研究会」常任委員
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