出版社内容情報
日本が世界で存在感を増すための戦略を問う。
この国が世界の中で存在感を示すには何が必要か。固有の歴史観に基づく、経済・技術・外交・安保の総合戦略について縦横無尽に語り尽くす。
小泉政権が本格的な「日本改造」に取り組み始めた。なぜこの国に変革が必要なのか、何を壊せばよいのか、どのような国になるべきか。今こそ根本的に議論を尽くす季節である。
▼本書では総理と都知事の立場で「負の遺産」を破壊してきた両雄が、日本再生に向けた戦略と哲学を語り合う。
▼中曽根氏は大東亜戦争によって「守るべき国家」を体得し、強い使命感でこの国の建て直しに邁進してきた。一方石原氏は、この国への熱き思いと理想像を持ち、強い指導力で疲弊した社会を蘇生させる大改革を実行している。
▼両者は、憲法改正による歴史観・国家観の再構築、集団的自衛権行使による国防力の強化、教育改革による魂の再建などを明示し、21世紀を担う若い世代に、これら大問題に勇敢に挑戦し、誇りある国家作りに邁進するよう、問いかけていく。
▼小泉首相と「同じ政治のDNA」を持つ二人が、明日の日本像を語り、国民に奮起を促す白熱の対論。
●第1章 青春時代・私の原点
●第2章 人間観・死生観
●第3章 国家と日本
●第4章 大東亜戦争と戦後の総括
●第5章 日米安保と国防の原則
●第6章 アジアのリーダーたる責務
●第7章 小泉総理に言っておきたい事
●第8章 日本人の魂の再建
内容説明
指導者の気概と、国民の情熱が、この国の未来を変える!心から日本を愛する両雄が問いかける、新しき時代への「戦略と哲学」。
目次
第1章 青春時代・私の原点
第2章 人間観・死生観
第3章 国家と日本
第4章 大東亜戦争と戦後の総括
第5章 日米安保と国防の原則
第6章 アジアのリーダーたる責務
第7章 小泉総理に言っておきたい事
第8章 日本人の魂の再建
著者等紹介
中曽根康弘[ナカソネヤスヒロ]
1918年群馬県生まれ。東京帝国大学法学部政治学科卒業。1947年、群馬3区から衆議院議員(民主党)初当選。科学技術庁長官、運輸大臣、防衛庁長官、自民党総務会長、通産大臣、自民党幹事長、行政管理庁長官などを歴任。1982年、第11代自民党総裁、第71代内閣総理大臣に就任。1987年11月、任期満了により戦後3番目の長期政権(1,806日)の幕を閉じる。現在、衆議院議員、(財)世界平和研究所会長。アジア・太平洋議員フォーラム会長
石原慎太郎[イシハラシンタロウ]
1932年兵庫県生まれ。一橋大学法学部在学中の1955年、『太陽の季節』(芥川賞受賞)で作家として衝撃的デビュー。1968年には、参議院議員選挙の全国区に最高得票で当選。1972年より衆議院に転じ、環境庁長官、運輸大臣を歴任。1995年に議員を辞職、同年芥川賞選考委員となる。1999年、東京都知事選挙に出馬して当選。現在、一期目を務める
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感想・レビュー
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- 和書
- 百花