出版社内容情報
著者がどう読み、どう書くかを具体的に公開。
ひと月100冊の本を読み、300枚を執筆する著者の日常。そのノウハウとコツを具体的に公開する。写真満載、読み方・書き方の超決定版!
本書では、幅広い分野で評論活動を続けている著者が、実際にどう読み、どう書いているのか、その具体的なテクニックを公開します。より効率的に読むためにはどうすればいいのか? より文章が上達する「近道」とは? たとえば、より早く読むためには「目的」を明確にすることが不可欠です。むしろ事前の情報入手に時間をかけ、「立ち読み」で「あたり」をつけて買いましょう。メモを取りながら書くよりは、ページを折ってしまいます。より頭に残すためには、時間がかかっても「抜書き」をすることです。抜書きは文章上達にも非常に有効です(おそらく脳の生理に合っているのでしょう)。書きたい種類の文章を「コピー」し、分析して構造をつかみましょう。取材でメモを取るときは……、書くジャンルを効率よく広げるには……etc。全6章、全部で64項目。著者が実際に使っている手帳、資料ファイル、創作ノート、筆記具など、初公開の写真も満載しています。
[第1部]どう読むか
●第1章 本の「効率的」な読み方
●第2章 「抜書き」の多様なメリット
●第3章 本以外の情報の集め方
[第2部]どう書くか
●第4章 情報整理から表現へ
●第5章 文章上達の「近道」とは
●第6章 より幅広く書くために
内容説明
いかにして、福田和也は、かくもたくさんの本を読み、たくさんの文章を書けるのか。その技術と秘訣をあまねく教える。
目次
第1部 どう読むか(本の「効率的」な読み方;「抜書き」の多様なメリット;本以外の情報の集め方)
第2部 どう書くか(情報整理から表現へ;文章上達の「近道」とは;より幅広く書くために)
著者等紹介
福田和也[フクダカズヤ]
昭和35年、東京に生まれる。慶応義塾大学文学部仏文科卒業。同大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了。現在、慶応義塾大学助教授。気鋭の評論家として文壇・論壇で活躍。『日本の家郷』(新潮社)で三島由紀夫賞、『甘美な人生』(新潮社)で平林たい子文学賞を受賞
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感想・レビュー
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