出版社内容情報
終身雇用が崩壊し、成果主義や年俸制など給与制度も大きく変わる「人事大変革時代」に生き残るための必須知識をわかりやすく説く一冊。
サラリーマン・OLの最大の関心事は、会社からどのように評価され、いくら報酬を受け取れるかだといっても過言ではない。しかし、その人事・賃金システムがいま大きく変わろうとしているにもかかわらず、企業の経営層や人事担当者、労働組合幹部による議論だけで決定され、一般のサラリーマン・OLにはわかりづらいのが現状である。本書は、若手・中堅のサラリーマン・OLを読者の中心として意識し、採用・教育・配置・評価・福利厚生・退職管理などの人事制度変革、特に能力主義や成果主義といった賃金制度の変革に重点を置いて解説。住友商事や博報堂、コニカなどの企業が経営の合理性と公平性を高めるために導入した人事システムについても説明する。また、各項目を3ページでまとめ、関心のあるところから読めば、ポイントを押さえられるようになっている。「終身雇用から人材の流動化へ」これからの人事の方向性と具体的なシステムの両方がわかる一冊。
内容説明
この本は、人事・賃金制度の新しい変革への動きをたんに追うだけではなく、その根底にある意味を考え、サラリーマン一人ひとりがどう受け止めたらよいかを考えるための手がかりになるものである。
目次
第1章 変革はもう始まっている
第2章 賃金・退職金はここまで変わった
第3章 これまでの人事はどこが間違っていたか
第4章 だから「あの会社」はこう変えた
第5章 成果主義とのつきあい方