出版社内容情報
むなしさ、挫折感、孤独感、怒り……心に穴があきそうな時、心が波立つ日に読んで下さい。生き方、考え方を励ます珠玉のエッセイ48話。
思いがけない挫折にあい、人生にポッカリ穴があいたように感じるとき。日々の人間関係の中で、人間不信に陥ったり、みじめさ、孤独感にさいなまれるとき――。誰にでもあるそんなときに、ぜひ読んでほしいシスター渡辺の七年ぶりのエッセイ集。
▼「修道女であっても、この世に生きている以上、煩わしいことに無縁であろうはずはなく、生身の人間である限り、傷つかないで生きていられるものではない。言うも恥ずかしいような些細なことで心が波立つことがある」と、本文で語るように、自己満足を求める心、挨拶した相手に無視されるときに感じるような傷つく気持ち、嫌いな人・苦手な人、病に落ち込む心などについて、自らの体験で綴る。シスターという立場で、こんなに心の動きを書き表してもいいのかと思うほど、飾らない、ありのままの筆致が魅力。
▼複雑であわただしい日常を、たくましくしなやかに生きるために、心を支える珠玉のエッセイ集。待望の発刊。
[1]こんな生き方ができたら
[2]人を育てる心
[3]愛を知る人のために
[4]大切なものは目に見えない
内容説明
みじめさ、むなしさ、孤独感―傷いっぱいの日常を、たくましくしなやかに生きるために、あなたを励ます珠玉のエッセイ集。
目次
1 こんな生き方ができたら(むくいを求める心;幸せのありか ほか)
2 人を育てる心(一枚の葉書;岐路に立つ親と教師 ほか)
3 愛を知る人のために(距離に耐える愛;孤独 ほか)
4 心が波立つ日には(存在への勇気;“許し”がもたらすもの ほか)
5 大切なものは目に見えない(強く生きるヒント;名前を呼ぶ教育 ほか)
感想・レビュー
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ほにょこ
かみかみ