出版社内容情報
母・幸田文氏のきものを受け継ぐ作家と、きもの文化に詳しい染色家が、きもの話に花を咲かせる。きものを身近に楽しむ知恵満載。 母・幸田文のきものを受け継ぎ、和服に格別の想いを寄せる随筆家と、京都・染司よしおかの五代目当主が、伝統文化の歴史、美意識、楽しみ方を披露する。▼かつては日本人の身近な「普段着」であったきものだが、今や結婚式、成人の日などに着飾る「晴れの日の衣裳」でしかなくなってしまった。しかしそれでは、きもの本来の魅力は発見できないし、美しく着こなすこともできない、と両者は断言。▼本書は脚注も充実、歯切れよい二人のやりとりを楽しむと同時に、きもののちょっとした知識を身につけるにも最適。箪笥の奥に眠っているきものを着てみよう、という気になる一冊。▼主な内容[第1話・京都にて]京都の町ときもの/女性のお洒落ときもの/季節を取り入れる美意識/木綿と藍染、そして友禅染の登場/きものは消えてゆく衣裳か[第2話・東京にて]幸田家のきもの暮らし/母のきものへの思い出/母子ふたりの時間ときもの/平成の娘たちにきものの華を。 [第1話]京都にて ●京都の町ときもの ●女性のお洒落ときもの ●季節を取り入れる美意識 ●木綿と藍染、そして友禅染の登場 ●きものは消えゆく衣裳か [第2話]東京にて ●幸田家のきものの暮らし ●母のきものへの思い出 ●母娘ふたりの時間ときもの ●平成の娘たちにきものの華を
内容説明
すべての日本人と女性たちへ、「きものの華」を語りつぐ。和服に格別の想いを寄せる随筆家と、京都「染司よしおか」の五代目当主が、伝統文化の歴史、美意識、愉しみ方を披露する。
目次
第1話 京都にて(京都の町ときもの;女性のお洒落ときもの;季節を取り入れる美意識;木綿と藍染、そして友禅染の登場 ほか)
第2話 東京にて(幸田家のきもの暮らし;母のきものへの思い出;母娘ふたりの時間ときもの;平成の娘たちにきものの華を)
感想・レビュー
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黒木 素弓
Noelle
波 環