出版社内容情報
旅をしていたねずみが、1日中歩いてくたびれてたどりついた家は、だれもいない古い家。ねむくてねむくて、2階にあったベッドにもぐりこんで眠ろうとするのですが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
38
ねずみが たびを していたよ。いちにちじゅう あるいて あるいて、すっかり くたびれて、よるになった。すると、いっけんの ふるい いえが あったんだ。■佐々木マキさんの「ねむいねむいねずみ」シリーズ1作目。不思議さ一杯のおうちで なかなか眠れないけど、とにかく寝たいねずみくん。■寝不足だけど、爽やかな朝を迎えられて良かったね♪ (1979年)2016/11/26
gtn
35
非現実の全てを受け入れるねずみ。生存欲を前に、許容できないものなど何もない。2020/04/13
ナヲ
30
ねむいねむいねずみが忍び込んだ古い家。ねずみが眠ろうとすると不思議なことが起こって...。佐々木マキさんの絵がなんともかわいい。2018/10/14
たーちゃん
29
眠くて眠くて仕方ないねずみが誰もいない古い家に入って寝ようとします。ところが物が動き出し…。ポルターガイストですね。読んでいてちょっと怖かったです。息子はお化け屋敷という言葉で「お化け怖いねー」と言っていました。2021/02/17
seraphim
28
ある時旅の途中で、ねずみは廃墟を見つけ、そこで一晩泊まることにした。ところが、そこでは不思議な出来事が次々と起こって・・・。他の人なら怖くてこんな所には泊まれない。でもねずみ君は全然気にしない。とにかく眠りたいのだ。その眠りに対する執着がおかしい。私も眠るの大好きだから、気持ちはわかるけど。シリーズの他のお話も読んでみよう。2014/10/29