PHP文庫<br> CIAを創った男ウィリアム・ドノバン

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PHP文庫
CIAを創った男ウィリアム・ドノバン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 563p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569576978
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0130

出版社内容情報

CIA創始者、ウィリアム・ドノバンの生涯

F・D・ルーズベルト大統領の右腕として、第二次世界大戦期にCIAを創った男、ウィリアム・ドノバンの波瀾の生涯を、詳細に描く。

米国同時多発テロ以来、新聞・テレビのニュースなどで、その名を聞くことが頻繁になった感のあるCIA。この組織は、正式名称を「アメリカ中央情報局」と言う。世界中のあらゆる情報をあらゆる手段を駆使して収集し、目的を定めて整理統合し、外国において隠密作戦を実施する機関である。情報収集力が国家の存亡を決める、現代の国際情勢下にあって、超大国アメリカの陰の頭脳と言っても過言ではないだろう。本書では、第二次世界大戦期に、CIAの前身であるOSS(戦略事務局)を創り、そのトップとして諜報戦に参加した、アメリカのマスター・スパイ、ウィリアム・ドノバンの激動の生涯を、豊富な史料をもとに描き上げる。戦争の勝敗が、軍事力だけでなく情報力に大いに左右されることを生々しく綴り、第二次大戦を裏側の角度から検証した、評伝大作である。

[第1部]個人的背景 
[第2部]激動の時代 
[第3部〕新たなる挑戦 
[第4部]決算の時

内容説明

アメリカのCIA(中央情報局)とはどんな組織か。それは、あらゆる手段を駆使して情報を収集し、目的を定めて情報を統合し、外国において隠密作戦を実施する機関である。本書では、その前身となるOSS(戦略事務局)を創り、現在のCIAへと発展させた人物、ウィリアム・ドノバンの生涯を描きあげる。情報こそ国家の最重要な武器であることを証明する、評伝大作。

目次

第1部 個人的背景(ルーズベルトからの電話;ドノバンの生い立ち ほか)
第2部 激動の時代(イギリスの援助;二重スパイ・ポポフ ほか)
第3部 新たなる挑戦(イギリスへの挑戦;危機一髪のチトー ほか)
第4部 決算の時(ルーズベルトの死;ニュルンベルク裁判 ほか)

著者等紹介

吉田一彦[ヨシダカズヒコ]
1936年、神戸市生まれ。神戸市外国語大学卒業後、大阪大学大学院修了。神戸大学名誉教授。現在、北星学園大学文学部教授。軍事史、特に第二次大戦に関心が深い
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