出版社内容情報
日本代表のラグビーを激変させた新組織論。
命令なき故に人は動き、組織は自己進化を遂げる――弱体化した日本ラグビーの改革に尽力した著者が、世界的視野で語る新リーダー論。
世界のボーダレス化、グローバル化が加速し続ける現代社会。この世界情勢のうねりの中で会社をはじめとするすべての組織は、様々な価値観に対応すると同時に、積極的な競争原理を取り入れなければならない。確立した個人をつくらない「日本型思考」のままでは世界には勝てない。では、どうすれば「世界と戦う組織」を創造しうるのであろうか
▼ラグビー日本代表監督に就任するも、当時弱体化を極めていた代表チームの現状に愕然とした著者は、世界を見据えたチームの抜本的な改革を進めた
▼「ビルド・キャパシティ」「縦列型から並列型組織への改革」「内発的モチベーションの誘発」「命令型から提案・誘導型コーチへの変革」など、独自の組織論に基づき、「秒速の判断力を持つ個人」を育成し、「自ら進化する組織」の創造を目指しチームの指揮を執った
▼ビジネスの世界はもちろん、いかなる変化する状況にも対応しうる最強のリーダー論のすべてが明かされる一冊!
●序章 世界で勝つために何が必要か
●第1章 「進化する組織」への改革
●第2章 自分で考え、判断する「最強の戦力」を育てる
●第3章 選手自ら動くとき、組織が変わる
●第4章 弱者が強者に勝つための知略
●第5章 情報は人を活かすためにある
●第6章 スポーツが変われば、社会が変わる
内容説明
確立した個人をつくらない「日本型思考」では世界に勝てない。個人が秒速の判断力をもつとき、組織は型(システム)を超えて、自ら進化をはじめる―弱体化したラグビー日本代表チームを「戦う集団」に変えた平尾式組織論。「ビルド・キャパシティ」「縦列型から並列型組織への改革」「内発的モチベーションの誘発」など、その全貌を著者が語る。あらゆる組織運営に通用する最強の指導理論。
目次
序章 世界で勝つために何が必要か
第1章 「進化する組織」への改革
第2章 自分で考え、判断する「最強の戦力」を育てる
第3章 選手自ら動くとき、組織が変わる
第4章 弱者が強者に勝つための知略
第5章 情報は人を活かすためにある
第6章 スポーツが変われば、社会が変わる
著者等紹介
平尾誠二[ヒラオセイジ]
1963年、京都市生まれ。81年、伏見工業高校3年の時、全国高等学校ラグビーフットボール大会優勝。82年、19歳4カ月で史上最年少の日本代表(当時)に選ばれる。85年、同志社大学で史上初の全国大学選手権3連覇。86年神戸製鋼所に入社。89年以降、日本選手権大会V7達成。97年、ラグビー日本代表監督に就任。99年、パシフィックリム選手権に優勝し、4大会連続のワールドカップ出場を達成
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感想・レビュー
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井月 奎(いづき けい)