PHP文庫<br> ケーススタディで学ぶ「コーチング」に強くなる本―現代の上司に必須のコミュニケーションスキル

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PHP文庫
ケーススタディで学ぶ「コーチング」に強くなる本―現代の上司に必須のコミュニケーションスキル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569576442
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C0134

出版社内容情報

一番わかりやすく実践的なコーチング入門書。

部下に対する効果的な指導力を発揮するための手法がコーチング。指示の出し方、質問の仕方、やる気を高める方法等、具体例を通して解説。

能力主義が企業に浸透するとともに、やる気を失った部下に対する効果的な指導法が見出せず、深刻な問題と化している。そんな状況下、現代の上司が注目を寄せている部下指導のノウハウが「コーチング」だ。部下が持てる能力を発揮できるよう、上司がそのサポート役として、意思疎通のうえに効果的な質問や助言を行なうための技術である。

▼例えば、ある共通課題を解決する場合でも、「コーチング」では、部下にいわゆる指示を与えるのではなく、部下自身の力で解決方法を見出すチャンスを奪わないよう、「今やるべきことを三つあげるとすれば何があるか」という質問が効果的と教える。

▼他にも、部下の飛躍的成長に期待するジャイアント・リープ、部下を刺激するために意図的に衝撃を与えるエッジという手法など、「コーチング」の基本が具体事例を通し身につくよう配慮されている。

▼本書で紹介された多くの事例が、そのまま読者の部下指導にも役立つに違いない。

●PART1 処遇に不満をもつ部下のケース
●PART2 やる気の見れないベテラン部下のケース 
●PART3 職場復帰した女性社員のケース 
●PART4 自分のスタイルを崩そうとしない若い部下のケース 
●PART5 反抗的な態度を取る部下のケース 
●PART6 ショー卜・ケ-ススタディ

内容説明

能力主義が部下指導のあり方を激変させた!以前なら目標を与え、成果を検討し、指示すればよかった。しかし今は、部下自らが独力で能力を伸ばさねば、企業の成長も望めない時代となり、上司にはそれをサポートする能力が求められている。本書は、そんな現代の上司に必須の能力開発として注目される「コーチング」の要点が、具体的事例を通して簡潔に身につく、上司必携の一冊である。

目次

1 処遇に不満をもつ部下のケース
2 やる気の見られないベテラン部下のケース
3 職場復帰した女性社員のケース
4 自分のスタイルを崩そうとしない若い部下のケース
5 反抗的な態度を取る部下のケース
6 ショート・ケーススタディ

著者等紹介

本間正人[ホンママサト]
学習学協会代表理事。成人教育学博士。1959年東京生まれ。82年東京大学文学部社会学科卒業。松下政経塾第3期生として入塾し松下幸之助の経営哲学を学ぶ。卒塾後ミネソタ大学公共政策大学院(戦略プランニング専攻)に留学。ミネソタ州政府貿易局日本室長、松下政経塾研究主担当(研究部門責任者)などを経て、98年ミネソタ大学からPh.D.(成人教育学博士号)を取得。教育学を超えた「学習学」の構築を目指しつつ、研修・講演・執筆活動と幅広く展開している。98年3月には日本人として初めて米国Coach UniversityのCTP課程を修了。さらにCorporate CoachU International認定ファシリテーターの資格も取得し、国際コーチ連盟(ICF)認定コーチ(PCC)として、日本でのコーチングの普及を目指している。99年からPHPゼミナール講師をつとめ、企業の管理職研修を担当している
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