PHP文庫<br> 男の論語〈下〉

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PHP文庫
男の論語〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 365p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569576268
  • NDC分類 123.83
  • Cコード C0112

出版社内容情報

孔子の説く「上に立つ者の行動規範」とは?

リーダーとは何か、部下とは何か、働くことの意味とは――「第十二 顔淵篇」からを読み進みつつ、ビジネスマンの行動哲学を探究する。

「学問の聖人または神様」と称されている古代中国の思想家、孔子。しかし、つぶさに『論語』を読んでみれば、「神格化された存在」と考えるべきではないことがわかる。

▼弟子の問い掛けに答えを詰まらせたり、逃げたり、弟子の才能に対し侮ったり、または嫉妬心を抱いたりもしている。はなはだ人間的な側面を見せているのだ。

▼その「人間」孔子が、上に立つ者とは何か、部下とは何か、働くことの意味とは何か、などをテーマに弟子との対話を繰り返して考え抜いたやりとりを収めた『論語』。そのなかに秘められた時代を超えてなおみずみずしい実用性は、現代日本に生きる我々も共感でき、学びうる点があるのではないか。

▼本書は孔子の人間的側面を際立たせながら、その思索のあとをたどり、今に活かす実用的な知恵を見出す。上巻に引き続き「第十二顔淵篇」から「第二十尭曰篇」まで読み解きつつ、ビジネスマンの行動哲学を探究する、永く座右の友としたい一冊。

●第十二 顔淵篇 
●第十三 子路篇 
●第十四 憲問篇 
●第十五 衛霊公篇 
●第十六 李氏篇 
●第十七 陽貨篇 
●第十八 微子篇 
●第十九 子張篇 
●第二十 尭日篇

内容説明

リーダーとは何か、部下とは何か、そして「働くことの意味」とは何か―かの孔子でさえも、明快な答えを出せず、弟子との対話を繰り返して考え抜いた。本書は『論語』における「孔子の人間らしさ」を際立たせながら、その思索のあとをたどり、今に生かす実用的な知恵を導き出す。上巻に引き続き「第十二顔淵篇」から「第二十堯日篇」までを読み解きつつ、ビジネスマンの行動哲学を探求する。

目次

第12 顔淵篇
第13 子路篇
第14 憲問篇
第15 衛霊公篇
第16 李氏篇
第17 陽貨篇
第18 微子篇
第19 子張篇
第20 堯日篇

著者等紹介

童門冬二[ドウモンフユジ]
本名・太田久行。1927年(昭和2年)東京に生まれる。第43回芥川賞候補。日本文芸家協会ならびに日本推理作家協会会員。1999年(平成11年)、春の叙勲で勲三等瑞宝章に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。