PHP文庫
マンガで読む「ロングセラー商品」誕生物語 - 誰が考えたのか、どうやって作ったのか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569576060
  • NDC分類 675.3
  • Cコード C0134

出版社内容情報

マンガで綴る定番商品誕生までの感動物語!

ヤクルト、カップヌードル、ウォークマン、写ルンです……定番商品誕生までの熱き思いと開発秘話をマンガで綴った感動の人間ドラマ。

食べ物や飲み物、あるいは生活雑貨など、日本人なら誰もが、その味やパッケージを即座に思い浮かべることのできる、いわゆる「定番商品」がある。

▼そんな「定番商品」の誕生には、意外な歴史や数々の人間ドラマが隠されていることを、どれほどの人がご存じだろうか?

▼本書は、時代を超えて日本人に愛され続けてきた「ロングセラー商品」の誕生秘話を、マンガで描いた感動のドキュメントだ。

▼例えば、屋台の味を家庭でも手軽に味わえるようにという創業者の思いが生んだ「カップヌードル」は、即席めんの売り込みのためアメリカ人に試食させた際、どんぶりの代わりにその場しのぎでコーヒーカップを使ったことがヒントになり、「金鳥の渦巻」の渦巻形の線香は、長時間使用を可能にする起死回生のアイデアだったという。

▼他にも、「写ルンです」「ウォークマン」「味の素」「ホッチキス」等々、一読すれば、読者もそれらの商品に一層愛着が湧くようになるであろう。

[第1章]「次代に通用する名品」誕生物語 
●カップヌードル 
●写ルンです 
●ヤクルト 
●ソニーの「ウォークマン」 
●味の素 ほか 
[第2章]味へのこだわりが逸品を生む 
●キューピーマヨネーズ 
●カゴメの「トマトケチャップ」 
●キッコーマンの「しょうゆ」 
●エスビーカレー 
●ロッテガム ほか 
[第3章]生活雑貨は常に進化する 
●花王石鹸 
●三菱鉛筆 
●シャチハタ Xスタンパー ネーム 
●ぺんてる筆 
●マックスの「ホッチキス」 ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

№9

38
日本に暮らす者ならばその日常で、手にする日はないほど我々の生活に溶け込んでしまっている、まさに定番であり、また定番であり続けている商品の誕生物語が、一編10頁ほどの漫画で構成されている。さらっと読んでしまえばへ〜っの一言で済んでしまいそうなほど短いストーリーの数々だが、逆に誕生に至る大きな転機、ポイントが絞り込まれているとも言えて、読み進めれば開発者たちに共通するマインドや人間性に気づかされる。それはけして平坦な道のりではなく、その諦めない情熱に励まされる。シリーズ化もされているようなので読んでいきたい。2014/04/08

HIRO1970

4
⭐️⭐️⭐️大分前に読みました。2005/06/23

kinupon

4
雑学としての知識として読みましょう。2013/07/07

ユーさん

4
読み易いです。ただ、内容がもう少し濃いと良いのですが。2013/06/14

ビシャカナ

3
平成十二年に連載されたものだけに、今と比べると隔世の感。戦争など時代の激変にもへこたれずに商品開発を断行して、新商品が世間に受け入れられなくとも粘り強く訴えかけるなど、意志の強さを感じる。今の日本にこれほどの意志の強さを持つ企業があるだろうか。2020/01/30

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