PHP文庫<br> 世界史怖くて不思議なお話

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PHP文庫
世界史怖くて不思議なお話

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  • サイズ 文庫判/ページ数 266p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569572642
  • NDC分類 283
  • Cコード C0195

出版社内容情報

世界史を彩ってきた人物の“闇”に鋭く迫る。  「処刑されたジャンヌ・ダルクが5年後に姿を現した」「ナポレオンの生涯は“見えざる力”に操られていた」……世界史の闇に鋭く迫る。  現在大ベストセラーとなっている『本当は恐ろしいグリム童話』。よく知られている童話に隠された暗部を、流麗な筆致で描き出したのが著者の桐生操氏である。 本書は、華やかに彩られた世界史の表舞台の陰に隠され、迷宮入りしたさまざまな歴史ミステリーの真相に、桐生氏が鋭く迫る好著。 「処刑されたはずの聖処女ジャンヌ・ダルクがその5年後に姿を現した」「希代の英雄ナポレオンは“見えざる力”に操られていた」「モーツァルトの不可解な死の謎を解く三つの説とは?」「虐殺されたロシアのロマノフ王朝最後の皇女アナスタシアは生きていた」……歴史好きならずとも興味津々の話題が満載。 著者名の桐生操は、女性二人の共同ペンネーム。二人は共にフランスに留学し、帰国後、人物の評伝をはじめ、歴史の知られざるエピソードを紹介する著作を多数発表している。本書は、いわば桐生氏の最も得意とするテーマであり、歴史に潜む怖さと不思議さを満喫できる一冊。  

内容説明

華やかに彩られた歴史の表舞台の陰に、妖しく蠢く“闇”が存在する。―本書は、「処刑されたはずの聖処女ジャンヌ・ダルクがその5年後に姿を現した」「希代の英雄ナポレオンは“見えざる力”に操られていた」「モーツァルトの不可解な死の謎を解く鍵とは?」など、迷宮入りしたさまざまな歴史ミステリーの真相に鋭く迫る。歴史の不思議さと面白さが満喫できる一冊。

目次

第1話 聖処女ジャンヌ・ダルクの復活―悲劇の死をとげた少女に神の奇跡が起こった!?
第2話 ボルジア家の毒薬―ルネサンスに咲いた悪の華チェーザレの血塗られた野望
第3話 孤高の錬金術師・パラケルスス―「賢者の石」を手に入れ奇跡を起こした男
第4話 モーツァルトは本当に毒殺されたのか?―天才音楽家の死にまつわる謎と闇に深く沈む真相
第5話 獄中の貴公子・鉄仮面の謎―その男の正体が明かされるとき、ブルボン王朝最大の秘密が暴かれる!!
第6話 ナポレオンは見えざる力に操られていた!?―希代の英雄にまつわる謎と疑惑に迫る!!
第7話 悲劇の孤児・カスパール・ハウザー―野生児か、詐欺師か、それとも捨てられた王子なのか?
第8話 消えたルイ17世―フランス革命に翻弄された悲劇の王子はすりかえられていた!?
第9話 狂王ルートヴィヒの最期―神話と歌劇の幻想のなかに生きた青年王の生涯
第10話 美貌の女スパイ・マタ・ハリが辿った数奇な運命―魅惑の踊り子をめぐる世紀の二重スパイ事件の謎に迫る!!
第11話 最後の皇女アナスタシアは生きていた!?―ロマノフ王朝最後の謎の真相に迫る!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

109
もはやこの類の本を書かせたら、ピカ一ともいえる第1人者。本書は第11章によって編まれている。時代的には中世暗黒時代からルネッサンス時代の頃にあたる。自分的に面白かったのは、イタリアの惡の華”チェーザレ・ボルジア” 本当に存在したのだろうか?『賢者の石』の”パラケスス” フリーメイソンとの関係があったとされる”モーツァルト” 悲劇の孤児”カスパール・ハウザー” 美貌の女スパイ”マタ・ハリ” ロシアの最後の皇女”アナスタシア”といったところでしょうか。2016/08/30

ゼニガメ

8
【歴史・時代週間】歴史ミステリー。ルイ17世やアナスタシア生存説や、ナポレオンの人生は予言によるもの、鉄仮面の正体など、歴史の有名な事件をいくつもの通説を並べて紐解いていく。眉唾ものっぽい話も多いが、ロマンがある。ただ「あの偉人は、○〇では死なず生き延びていた!」説を読むたびに思うのは、その偉人の身代わりになって死んだ人がいるってことだよね。そう思うと複雑。2016/04/07

白義

6
特にことわりなく推測や仮説を事実風に断言しちゃってるのは話四分の一で聞いておくにして、歴史ミステリーエンタメ本としてさすがの面白さ。ジャンヌ・ダルク生存説、チェーザレ・ボルジアの殺人三昧と最近のフィクションでもきらめく人々の裏のエピソードが面白い。まあチェーザレやパラケルススは表がそもそも裏な人々なのだが。カスパール・ハウザーやマタ・ハリのような歴史の影で世を騒がした異人たちの話も興味がわく2013/05/03

fox

4
★★★★☆会社の本棚から。中野京子さんの『怖い絵』シリーズのような、ある出来事について時代背景の説明と事実の解説、著者の解釈、そして複数の通説の紹介をしている。タイトルにあるようにあくまで「お話」であり、ライトな読み心地だった。世界史に明るくないので、カスパール・ハウザーの話などは「へ〜、そんな人が居たんだ」という驚きから楽しめた。1999年の本なので、今では新説や新事実が発覚しているのだろうなぁと思いつつ、またこれ系の本を読んでみたいなと。2016/02/14

やきおにぎり

4
昨日の真夜中に一人で読んでたら、本気で怖くなった。2013/07/31

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