出版社内容情報
阪急のエースとして284勝をあげ、またオリックスの投手としてチームを優勝に導いた男が明かす、プロの戦い方と勝ち方の理論。
内容説明
ここでこの打者を打ち取らなければ…。投手という職業は、大観衆の注目を背に浴びながら、常にたった一人で戦いを挑まなければならない。そんな幾多の修羅場から、男は戦い方と勝ち方、エースとしての誇りと謙虚さを学んでいった。その歩んできた道と、引退後のコーチとしての経験を綴った本書は、単に野球の世界だけでなく、ビジネス社会に生きる男たちに深い示唆を与えずにはおかない。
目次
序章 コーチは上下の狭間で悩む中間管理職
1章 一流にのし上がれない三流哲学 三流を抜け出せない一流感覚
2章 強者を凡者にする呑み込み方 弱者を猛者にする開き直り方
3章 ライバルから学んだ意外 先輩の忘れざる競い方
4章 男はみんな独り狼になろう
5章 意識改革のすすめ 自分が学んだ勝利への執念
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーくん
5
再読→→→ここでこの打者を打ち取らなければ…。投手という職業は、大観衆の注目を背に浴びながら、常にたった一人で戦いを挑まなければならない。そんな幾多の修羅場から、男は戦い方と勝ち方、エースとしての誇りと謙虚さを学んでいった。その歩んできた道と、引退後のコーチとしての経験を綴った本書は、単に野球の世界だけでなく、ビジネス社会に生きる男たちに深い示唆を与えずにはおかない。 2018/08/06
ちびたぬき
2
現役の時の山田久志より、野球解説者として、コーチとして、監督としての彼のイメージが強かったが、本書で、思っていたよりずっと人間らしい人なんだと思った。厳しいイメージも強かったが、それだけではないことも知った。現役時代をもっと見ておけばよかったな。阪急はもういないけど、根強いファンは多い。それはやはり山田久志や福本豊などのプレイに心奪われる経験をしたからだろう。野球を超えた普遍的な読み方もできて面白かった。2021/07/04
kisuca
0
アウトローへのストレート それが私の決め球2012/12/28
万次郎
0
言いたい事は分かる。その苦労も分かる。 でも、その背景、理由、主張に曖昧な部分が多く、物足りなさが残る。 「西本幸雄の信任投票事件」ももう少し掘り下げて欲しかった。 山田久志が素晴らしい投手であった事に変わりはないが…。2012/05/05
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