出版社内容情報
日本という国の生い立ちを漢詩に結晶させた頼山陽の『日本楽府』。論客・渡部昇一の手で、再び光が当てられた日本史の真髄、第二弾!
内容説明
日本の歴史において特徴的な出来事を漢詩に結晶させた頼山陽の『日本楽府』。日本人に誇りと自尊心を与えたその歴史観は、明治維新の原動力となったのである。鎌倉幕府の成立、承久の乱、元寇、南北朝時代を経て、遂には応仁の乱へと至る激動の中世とは、いかなる時代だったのか。武士の台頭から戦国時代の幕開けまでを躍動的に描く第二弾。
目次
源頼朝挙兵の舞台裏
「富士川の戦い」の意外な勝因
旭日将軍・木曽義仲の運命
源義経失脚の原因
頼朝と義経―宿命の対決〔ほか〕