出版社内容情報
日々の仕事の中で、禍を招くか福を招くかは物の見方如何である、と著者は言う。長年の事業経営で得た著者の物の見方、考え方を紹介しつつ、経営と人生の妙味を綴る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
橘
32
オススメしていただいて、初めて松下幸之助さんの書籍を手にしました。刊行年を見て古さに驚きましたが、書いてあることは今でも十分通用する考え方でした。普遍的なんだろうな、ためになります。何度でも読み返して染み込ませようと思います。オススメしていただき、ありがたいことでした。わたしもがんばろ。2016/11/09
ひろ☆
14
素直な心、運に対する考え方。2014/06/06
yc
12
読みやすいが読みにくい。生い立ちについては壮絶というほかないが、本人の語るようにその後はわりかしうまくやっていて、20代くらいまでは平均的な人生を送っているように思える。というかハードイベントが幼少期に集中しすぎ。運について重視しているのは、闇中な時代背景が相当効いていると思う。これだけ影響力があるのに、根底に世に対するどうしょうもない無力感を感じるし、本人もそれを隠していない。加藤さんの話はかなり印象的だった。その辺の叩き上げオーナーとは思想面で一線を画すかなと思う2023/07/31
akira
10
非常に多くのことを学ばせて頂いた。 まず一貫して「会社は社会と繁栄を共にする。」と言われていることである。 目先の自社や個人の利益に囚われず、物を作る企業ならばいい物を作り、社会の多くの人たちの経済生活を向上させるのが生産の使命であると。 利益はより良き再生産のために使い、一部は社会に還元して世の中のためにする。 現代の日本企業が行き詰まっている原因を垣間見た気がする。 この年まで「社会のため」という意識を持ったことはなかったが、それこそ大事な視点ではなかったかと気付かされた。2013/01/16
ジーク
6
色々な価値観を知ることができ、少しは視野をひろげることができたような気がします。折に触れて、ちょこちょこ読み返してます。2015/09/12