出版社内容情報
明治維新という激動の時代に生きた福沢諭吉。氏の遺した評論は、正に今の日本の問題と重なってくる。「独立自尊」の理念を現代に問う。
内容説明
100年の時を超えて福沢諭吉が大喝する「官」の傲慢、「民」の無責任。
目次
第1部 よみがえる福沢諭吉(維新はいまだ終わらず;官僚主導と闘う;日本型官僚制の病理 ほか)
第2部 「私立する」精神の系譜(「私立する」という生き方;中上川彦次郎の武士道;松永安左ヱ門の電力民営化)
第3部 教育の使命(「私」あっての「公」;教育における「民」の力;湘南藤沢キャンパスの成功 ほか)