出版社内容情報
時流の加速化、氾濫する情報に迷わされず生きるコツとは? ベストセラー『人間通』のエッセンスが随所にちりばめられた一冊を増補新装。
内容説明
人間通入門。人の世をどう見るか。時代をどう読むか。そして、どうやって生きて行くか。著者渾身の本格派人生論、待望の増補新装版。
目次
序 人間通でなければ現代は語れない
破 人間通五人の生き方・考え方
急 人間通になるために『童子問』を読む
付祝言 人間通になるための読書案内
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiro
1
日本が戦後経済成長を成し遂げ第二の経済大国の勝利感、達成感に浮かれていた頃の著書で、しかも概して大仰な表現が多く、少し興醒めしながら読む。当時はまだ唯物論史観とか左翼知識人とかがそれなりに実体があったのだろう、それらに対する批判や罵倒が随所に出てくる。それはよし、右も左もどちらが正しいということはない。私は自虐史観も自惚れ史観も取らない。本書は、もう少し穏やかに人間通になるための心得を、左翼を批判すると同じ率直さで説いて貰えばよかった。紹介されている本はしっかり参考にしたい。2022/09/29
Takeshi Nakajima
0
哲学的なものの考え方が多くて、少し理解が追い付きませんでした。2017/07/28
くろほ
0
現代版読みたい。2016/11/17
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- 和書
- 町田康詩集 ハルキ文庫