- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 絵画・作品集(西洋)
内容説明
本書ではギリシャ・ローマ神話をはじめ、伝説・歴史・文学にいたる絵画の主題を網羅、物語の主人公たちは何をしたのか、その主題を画家はどう表現しているか、を「名画」と「物語」と「解説」で一目で確認できるように展開。主題を通しての西洋美術の理解に、美術作品を通しての西洋文化の理解に、展覧会や海外旅行に、美術を愛する万人必携の1冊。
目次
1 ギリシャ・ローマの神々
2 英雄とトロイア戦争
3 象徴と寓意
4 歴史と文学
5 補遺
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
74
「聖書編」に続いて読む「神話編」。ギリシャ神話って、部分的には知っているような気がしていたが、知らないことがいっぱい。こうやって絵と一緒に見ていくと興味深い。一番ページを割いているのは、ウェヌス(ヴィーナス)。描かれたヴィーナスも様々。やはり美に憧れるのだな。ギリシャ神話の他にも、「象徴や寓意」「歴史と文学」等な主題についても語られていて、西洋絵画を見る上での参考となる。2022/08/19
ヤクーツクのハチコ
1
好きな絵:その1処女神ディアナに引っ立てられて泣きながら母ちゃんの元に帰るクピドとおっとりと待ち構えるヴィーナス。その2女装の喜びに目覚めて女の子らしい趣味に浸るヘラクレスと、おうように見守る王女オンファレ。愛の勝利を確信した女は強い。あとセガンティーニやっぱりいいなあ。日本にくることもほとんどないし、スイス遠いし。2013/12/14
堤 秀二
0
ギリシャ・ローマ神話、象徴と寓話、歴史と文学を主題とした絵画を解説している。ユピテルをはじめ、神々や王がやりたい放題な主題に溢れている。神とはいえ、実際には何らかの実話をもとにしていると思われるが、昔の人は節操なしで、いい意味で人間味あふれる状況だったのでしょう。そこにあまり尊厳や敬虔な気持ちにはなりませんが。全体として豊富な主題を挙げてあり、実際の絵を鑑賞したい気にさせてくれます。2017/05/12
かお
0
この【カラー版】シリーズ?は初心者でも理解しやすく愛読してます。絵の主題となる物語と解説が見開きで書かれ、該当する絵もいくつかあり比較しやすいです。
punto
0
追記。2006/12/18