ロアルド・ダールコレクション<br> したかみ村の牧師さん

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ロアルド・ダールコレクション
したかみ村の牧師さん

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  • サイズ B6判/ページ数 43p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784566014282
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

内容説明

若いノリス牧師が初めて村の教会にやってきたとき、村人たちは、目を白黒させたり、おったまげたり…。というのも、牧師の口から、とんでもない言葉がぽんぽん飛び出したから。ある婦人を訪ねて、「初めまして、アホンダラーさん」ぶどう酒をどのくらい飲んだらよいか聞かれて、「消化に好きな小便でしょう」いやはや、てんやわんやの大騒ぎになったのも当然。

著者等紹介

ダール,ロアルド[ダール,ロアルド][Dahl,Roald]
1916~1990年。イギリスの作家。サウス・ウェールズに生まれ、パブリック・スクール卒業後、シェル石油会社の東アフリカ支社に勤務。第二次世界大戦が始まると、イギリス空軍の戦闘機パイロットとして従軍したが、不時着し、長く生死の境をさまよった。戦後、この経験をもとにした作品で作家生活に入り、変わった味わいの短編小説を次々に発表して人気を確立。結婚後は児童小説も書きはじめ、この分野でも、イギリスをはじめ世界じゅうで評価され、愛される作家となっている

ブレイク,クェンティン[ブレイク,クェンティン][Blake,Quentin]
1932年生まれのイギリスのイラストレーター。16歳のとき「パンチ」誌に作品が掲載されて以来、さまざまな雑誌を舞台に活躍。また、20年以上にわたって王立美術大学で教鞭をとるかたわら、R・ホーバン、J・エイキン、M・ローゼン、R・ダールなど著名な児童文学作家との共作も数多く発表し、ケイト・グリーナウェイ賞、ウィットブレッド賞、国際アンデルセン賞画家賞などを受賞している

柳瀬尚紀[ヤナセナオキ]
1943年、北海道根室市生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。英文学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ヴェルナーの日記

296
著者の作品『へそまがり昔ばなし』や『こわいい動物』『まぜこぜシチュー』『ことっとスタート』と同系統に当たる言葉遊びの物語。ただ他作品と本作品との違いは、回文や倒語で作られた文章だったものが、”anagram”(アナグラム)という手法が加えられていて、より高度な技法を駆使している。物語自体はたわいのない(こう言ってはダールに失礼かもしれませんが)お話に対し、言葉遊びの手法が凝りに凝った(首が回らなくなるほどに)文章で構成している。アナグラムは単語や文の中の文字を入れ替えて全く別の意味にさせる遊び。しい2017/06/03

キジネコ

49
挿絵のクエンテイン・ブイクも好きな画家さん、ダールさんとの組み合わせは素通り不可でした。で先ず表紙の一枚。子供と犬を連れた御婦人が男の人とすれ違います。この男性が、この御話の主人公ノリス牧師。よく見ると牧師のオデコに何やら奇妙な道具が見えます。なんとなんとそれはバックミラー…という不思議、楽しくて、考えることもする御話。訳者とブイクさん其々のあとがきが添えられてて これが又面白い蘊蓄披瀝、一冊で二度も三度もおいしい(どっかで聞いたような…)さて「したかみ村」とバックミラーした牧師さんから何を推理します?2019/10/03

かごむし

25
あの「フィネガンズウェイク」を訳した怪人・柳瀬尚紀訳。アナグラムがテーマだが、それを日本の作品であったかのように注もつけずに翻訳してしまう力量はやはりものすごいものがある(英語のアナグラムをそのまま翻訳しても意味をなさないから、本文の流れを壊さないような制限の中で、日本語でも使えるアナグラムで代替するっていうのは、さすが柳瀬尚紀という感じ)ただ、最初から日本語で書かれたものとして読んでも面白いかというと別に面白くない。もともと児童文学であるし、ダール好きでもない大人がわざわざ読むほどでもないという読後感。2018/08/05

けんちゃん

21
読友さんのご紹介本。難読症って、ダールさんが作ったのかと思ったら、識字障害のひとつなのですね。勉強不足で恥ずかしいです。でもその障害をさらりと笑いと温かさで包んだ楽しいお話でした。何よりもアナグラム的ともいうべき言葉の入れ替えを日本語に組み換えた訳者のご苦労に拍手!大人足に、飛鳥山落ち…笑えました。クェンティン・ブレイクさんのイラストも楽しいです。2012/09/29

みーなんきー

16
ロアルド・ダールの作品。難読症を克服したある牧師が、前任者を亡くした村に新しく派遣された。が、緊張のあまり、新たに言葉が入れ替わる病気にかかってしまう。しかも本人に自覚がない。英語の妙で、綴りが入れ替わる事で大変な失態をしてしまう事件が続くのだが、翻訳家泣かせだったのであろう。日本語では元の言葉と今の言葉が結びつかない。出来上がった文章も、どこがどんな風に失礼だったのか、がわかりにくい。子ども達が普通に楽しめる物語としてこの本を選択したなら、読後もやっとした感想を持った事だろう。2015/03/22

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