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児童図書館・文学の部屋
マチルダはちいさな大天才

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  • サイズ A5判/ページ数 332p/高さ 21X16cm
  • 商品コード 9784566010673
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

4歳ですでに図書館の本を読みこなした、天才少女マチルダ。ところが両親は無理解なダメ親。おまけに小学校の女校長は、生徒たちを憎んでいる怪物のような圧制者。味方はやさしいハニー先生だけ…。横暴な大人たちに、頭脳で立ち向かうスーパー少女マチルダが、痛快な大活躍。   小学校中学年~

内容説明

四歳ちょっとで図書館の本をほとんど読んでしまった、天才少女マチルダ。どなってばかりいる親や凶暴な女校長に頭脳で対抗するマチルダは、ある日、天才の上に“超”のつく能力まで身につけてしまった―。めちゃくちゃにおもしろくってたのしい、ダールの傑作童話。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひ  ほ

23
読んだことがあるらしいけど全く覚えていないシリーズの一つでした。外国の児童書は子どもが大人をやり込めて前へ進んで生きていくお話が多いなぁ。日本だとじっと耐えていると周りの誰かか神様が助けてくれる他力本願型が多い気がするけど。とりあえず予習終了。2022/09/30

501

15
天才少女が、自分に無関心で横暴な両親と、小さい児童を虫けら同様に扱う校長先生に、知恵と小さな超能力で立ち向かう。同作者の"チョコレート工場の秘密"は奇想天外で夢の中にいるようなファンタジーに比べると、少し地味かもしれないが、子ども目線からだと本作は等身大で共感を持つことができるかもしれない。マチルダの自分の芯をもった意思を大人にぶつけ、行動する姿は勇気づけられる。ロアルド・ダールの知っている作品は本作と"チョコレート工場の秘密"ぐらいだったが、沢山の本が和訳されているようなので、色々読んでみたい。2022/01/23

hoguru

15
あまりにも大人が度を過ぎるほどの悪でえげつない言葉。もう子どもではない自分はどういう心持ちで読んだら良いのか戸惑ってしまった。けれど担任のミス・ハニーとの交流が深まるところから一気に惹きこまれた。抑圧者との闘い。この結末でなければ読んでいる子どもの心も落ちつかないだろう。本好きならはじめの8ページでマチルダに興味を持つはず。4歳で図書館にある子ども向けの本を全て読んでしまい、図書館員さんに大人向けの本を選んでもらう場面やチョコレートのマグをかたわらに本を読む場面で私はすっかりマチルダに惚れこんでいた!!2016/11/21

魚京童!

14
この絵がいいなって思ったから読んだ気になったんだけど、絵本にしたほうがいいよね。味のあるこの絵が好きだ。だからウィキで検索かけて、図書館予約したんだけど、書いてあることが違う。まだまだウィキはダメだね。調べきれてない。そろそろグーグルが全世界の図書館のスキャン結果をまとめて一覧にするでしょ。それはエクセルじゃなくてスプレットシートになるのかな。そうなったら世界は終わり。そして始まり。すべては一言で解決する。OKぐるぐる…2020/03/03

つき

14
ピリリと効いた毒が最高に刺激的でおもしろい。 マチルダに無関心な両親、高圧的ですべてにおいて教育者じゃないザ・トランチブル。こんなどうしようもない大人たちに、報復をする5歳の少女マチルダに魅了された。手元に置きたい本。2017/06/22

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