出版社内容情報
おやすみのじかんなのに、くらいのがこわくて、ちいくまくんはねむれない。おおくまさんが、おおきなランプをつけてくれたのに、それでもねむれない。そこで、おおくまさんは…? ちいくまくんとおおくまさんの、心あたたまるお話。●ケイトグリーナウェイ賞/スマ-ティーズ大賞 幼児~
内容説明
くらいのがこわくて、どうしてもねむれないちいくまくんに、さておおくまさんは、どんなことをしてあげたのでしょう?この絵本は、1988年のスマーティーズ大賞、ケイト・グリーナウェイ賞など、イギリス国内の絵本賞ばかりでなく、ベルギー児童文学賞でも受賞した、ふたりの会心の作品です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
53
おおくまさんがブチ切れないかハラハラしながら読む。ちいくまくんが娘にだぶってしょうがない。絵柄がほのぼのして好きだな、この話。2014/12/11
Willie the Wildcat
34
親の温かみ。内面からの温かみに包まれる。だから安心。不安、甘え、あるいは好奇心。子供の眠れない理由は多岐にわたる。辛抱強く、子供に寄り添うこと。が・・・、時に耳が痛い。特に1人目の時は、今振り返ると心の余裕がなかった。(汗)おおくまさん(お父さん熊?)が怒ったような口調になるくだりに、思わず当時の自分を重ねる・・・。(笑)絵は優しさ一杯。お気に入りは、2匹で外にでるところ。まだ次男は手を繋いでくれる。ありがたい・・・。2013/03/31
これでいいのだ@ヘタレ女王
27
いい年なので、もう甘えられる親がいない。居るには居るが高齢ゆえいたわらねばならないf^_^;でも、無性に親に甘えたくなったので ふと 読み返した 何度読んでも ほっこりした気持ちになれる作品だ2014/04/22
どあら
24
図書館で借りて読了。暗い所は怖いよね…。2022/01/30
おはなし会 芽ぶっく
15
暗闇が怖くてなかなか眠れないちいくまくん。おおくまさんがランプをつけてくれても、外の暗いのが気になります…。眠れなくて布団をぐちゃぐちゃにしたり、体制を変えたりするちいくまくんに親近感。2021/08/25