出版社内容情報
くすのきだんちの管理人、もぐらのもぐは、ある日裏庭で大きな靴をみつけました。
「ひゃあ! だれのくつでしょう?」
すると靴の中から、リリリリリ…♪と小さな声が聞こえてきます。
住民はかわるがわるおとなりさんを見にきます。
でも、おとなりさんはひとみしりで、なかなか靴の家から出てきません。
くすのきだんちの秋の夜の風景は、窓に灯りがともっていて、心がほっこり和みます。
著者等紹介
武鹿悦子[ブシカエツコ]
1928年、東京都生まれ。作品に『詩集・たけのこぐん!』(岩崎書店)、「くすのきだんち」シリーズ(ひかりのくに)他多数。2011年に第50回児童文化功労賞受賞、絵本『ぴっつんつん』(くもん出版)のフランス版が、「ナンテール市乳幼児読者賞2013」を受賞。2014年に詩集『星』(岩崎書店)により第54回日本児童文学者協会賞・第44回日本童謡賞、2016年童謡文化賞など受賞多数
末崎茂樹[スエザキシゲキ]
1948年、大阪府生まれ。作品に「わんぱくだん」シリーズ・「やまねこせんせい」シリーズ(ひさかたチャイルド)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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annzuhime
43
購入本。5歳4ヶ月の次女が好きなくすのきだんちシリーズの最新刊。本屋で見つけてついつい購入。くすのきだんちに新しくお隣さんがやってきました。靴の中にいる小さな住人は誰かしら?裏表紙を見て、とかげがお隣さんになったんだと思いながら読んだのでビックリ。秋にピッタリの1冊でした。カエル好きの次女にとっては、このシリーズはカエルの絵本。次女専用のカエル棚に並びます。でも今回はカエルさんの出番が少なくて残念そうでした笑笑2021/09/26
mug
40
くすのきだんちの裏庭に 靴が落ちているのを発見した 管理人の もぐ。 「リリリリリ」 と、中から綺麗な声が聞こえ 覗いてみると… 楽しそうな お部屋😊 でも、中に住むコオロギたちは、 慌てて隠れてしまった。 · 新しいお隣さんを見つけた くすのきだんちの住人たちは、 予想通りの反応♡ 本当、温かくて良いなぁ😊 読むたび住みたくなる🤭💕2023/01/12
くぅ
31
いやぁ〜とかげさんが食べちゃったかと心配しました!笑。靴に住むとかそこに屋根をつけるとか、いつもながら可愛い設定に親子でほっこり。息子も「やねはあったほうがいいね!」と言っていました。(4歳4ヶ月)2021/10/05
どあら
29
図書館で借りて読了。2022/01/06
みつばちい
28
秋にぴったりのシリーズ最新作。三年生に読んだ。くすのきだんちの横に靴が落ちていて、コオロギがそこを住処にしていた!みんなで屋根をつけたり、話しかけたりおとなりさんの存在を喜んでいたのも束の間。来訪者がきて、靴がそこにあった理由がわかり、突然の別れが! 面白かったです^_^2022/09/12