内容説明
およそ70種の生き物が出てくる、今までにない「たんぼ」絵本。
著者等紹介
はやしますみ[ハヤシマスミ]
1968年京都府宇治市生まれ。京都精華大学美術学部デザイン学科卒業後、グラフィックデザイナーとなる。2008年度ギャラリーVie絵話塾修了。第10回ピンポイント絵本コンペで「ねーねーのしっぽ」が優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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annzuhime
33
カエル好きの次女(2歳10ヶ月)が表紙を見て図書館で借りた絵本。すごく気に入っていたので本屋で取り寄せて購入。季節は春になり、たんぼレストランが開店。小さな虫から魚、カエル、鳥などなど。たくさんの生物が織り成す命の輪。食物連鎖はやや厳しく残酷な感じもあるが、それでも命をいただくという気持ちを理解してもらえたらいいな。5歳の長女は食べて食べられる生物の連鎖を理解できていたから良かった。2019/03/31
ぱお
24
なかなか厳しい自然の世界・・・2016/06/06
aiaimo`olelo
18
月夜の下、田んぼの横道を歩いていたらザリガニの散歩に出会った。「ザリガニだ!」しゃがみこんで観察する息子。両手をふりあげ威嚇しながら後ずさるザリガニ。あれ?このまま行ったら道の真ん中に行ってしまう…めったに通らないけど車にひかれたらかわいそう「たんぼにもどしてあげよう」元気なザリガニつかめない!「ぼくこわい!」傘でつんつんして田んぼに導こう「ザリガニさんごめんねがんばれがんばれ」ツンツンツン…。ザリガニは無事に田んぼの畦道へ。「よかったねぇ^^」その日の夜、このことを話しながら絵本を読みました。5歳5か月2020/08/28
みつばちい
18
一年生次男が学校から借りて来たので一緒に読んだ。小さな生き物を大きな生き物が食べる食物連鎖を描いてるところは面白がっていた。見返しの田んぼの周りに集まる生き物の絵が名前入りで書かれていたのがよかった。2018/06/11
ももたろう
16
田んぼはお米を作る為だけにあるのではない。その中で様々な命が育まれていることを教えてくれる絵本。田んぼが生き物たちにとってのレストランという表現がおもしろい。小さな生き物は大きな生き物に食べられながら、繁殖や子育てをするために力強く生きている。実りの秋ももうすぐだ。稲刈りが終わった田んぼにおこぼれをついばみにやってくるスズメやカラスたちの様子が目に浮かぶ🌾2020/08/27