内容説明
本書は、初学者を対象にディジタル無線伝送の基礎を詳細に解説するとともに、無線環境を計算機シミュレーションによって作り出す方法についても記述するなど、理論と実際の両面から理解できるよう配慮された斬新なテキストである。
目次
１ ディジタル信号の伝送（パルス信号の送受信；ナイキストの基準 ほか）
２ ディジタル変復調方式（ディジタル変調の原理；ディジタル変調処理の表現 ほか）
３ 雑音（雑音の種類；雑音の統計的性質 ほか）
４ フェージング（電波伝搬のメカニズム；多重散乱波の統計的性質 ほか）
５ 伝送特性（コンピュータシミュレーション；雑音環境下におけるビット誤り率特性 ほか）
著者等紹介
高畑文雄［タカハタフミオ］
１９７２年早稲田大学理工学部電気通信学科卒。１９７４年早稲田大学大学院理工学研究科電気工学専攻修士課程修了。同年国際電信電話（株）研究所入社。１９８０年工学博士。１９８８年早稲田大学理工学部教授。１９９５年英国サリー大学訪問教授。現在、早稲田大学理工学部教授
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