出版社内容情報
オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ、バヌアツ、ポリネシア・・・。「世界の果て」の島々は人々の夢をかき立てるが、複雑な現実に直面している。本書は、歴史と政治学、地理と地図学を駆使し、のどかなラグーンに囲まれた地球の反対側の国というイメージを払拭する。
内容説明
多様なオセアニア世界が一目瞭然でわかるアトラス!100点におよぶ地図と表やグラフにより、太平洋地域の政治、経済、社会の実像を明らかにする。
目次
オセアニアの発明(オセアニアをどのように表現するか;フレーミングの問題 ほか)
歴史の構築(太平洋の西洋人;初期の交易 ほか)
豊かで魅力的な空間?(移民の国;都市化のパラドックス ほか)
太平洋における国と権力(土地の問題;空間の管理と錯綜する権力 ほか)
オセアニアの挑戦(コミュニケーションの課題;豊かな海 ほか)
著者等紹介
アルグネス,ファブリス[アルグネス,ファブリス] [Argoun`es,Fabrice]
ルーアン=ノルマンディ大学(INSP´E)の地理学者、政治学者。パリ第1パンテオン=ソルボンヌ大学アジア現代史センター研究員。地図と地政学の歴史、とくにアジア太平洋地域とインド太平洋地域について研究している。多くの展覧会の運営委員をつとめる
モアメド=ガイヤール,サラ[モアメドガイヤール,サラ] [Mohamed‐Gaillard,Sarah]
歴史学者、フランス国立東洋言語文化学院(INALCO)助教授。当学院でオセアニア史を教えている。20世紀フランスのオセアニア政策を研究しており、とくにニューカレドニアに関心がある
ヴァシェ,リュック[ヴァシェ,リュック] [Vacher,Luc]
地理学者、ラ・ロシェル大学助教授。同大学でオセアニアの地理を教える。国立科学研究センター(CNRS)でおもにオーストラリア北部の周縁地域における海洋レジャーと観光の発展について研究しており(UMR 6250「沿岸地域の環境と社会」)、ラ・ロシェル大学地図研究所(CTIG)の責任者もつとめている
吉田春美[ヨシダハルミ]
上智大学文学部史学科卒業。フランス語翻訳家
マリー,メラニー[マリー,メラニー] [Marie,M´elanie]
フリーのカルトグラファー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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