なぜ人類は戦争で文化破壊を繰り返すのか

個数:

なぜ人類は戦争で文化破壊を繰り返すのか

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年04月19日 17時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 378p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562071463
  • NDC分類 209
  • Cコード C0022

出版社内容情報

戦争や内乱は人命だけでなく、その土地の建築物や文化財も破壊していく。それは歴史的価値や美的価値を損なうだけでなく、民族や共同体自体を消し去る行為だった。からくも破壊を免れた廃墟が語るものとは。建築物の記憶を辿る。

内容説明

戦争や内乱は人命だけでなく、その土地の建築物や文化財も破壊していく。それは歴史的価値や美的価値を損なうだけでなく、民族や共同体自体を消し去る行為だった。からくも破壊を免れた廃墟が語るものとは。建築物の記憶を辿る。

目次

第1章 はじめに 建築と記憶の敵―建築物は永久には存在しない
第2章 文化浄化 誰がアルメニア人をおぼえている?―モスタルの橋、「水晶の夜」、各地に根付いたモスクやシナゴーグ
第3章 テロリズム 士気阻喪、メッセージ発信、プロパガンダの手段―世界貿易センタービル、IRAの活動、第二次世界大戦下の無差別爆撃
第4章 征服と革命―踏みつけにされるユダヤ人、消されゆくチベット、エルサレム問題、文化大革命、バーミヤンの仏像破壊
第5章 壁と隣人 分断の破滅的帰結―ベルファスト、ベルリン、イスラエル、キプロス、民族や宗教ごとの居住地制限
第6章 記憶と警告1 再建と記念―破壊された建築の再建は、誰にとっての真実であり、誰のための記憶なのか
第7章 記憶と警告2 保護と訴追―文化財を保護するために何をすべきか、破壊の責任を誰に問うのか

著者等紹介

ベヴァン,ロバート[ベヴァン,ロバート] [Bevan,Robert]
ジャーナリスト、作家、遺産主導の復元コンサルタント。イギリスの全国紙や世界各国の出版物に建築評論を寄稿している。ロンドン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

K.C.

3
非常に興味深い。 #G7広島サミット が開かれている最中に読了。太平洋戦争における日本空襲や沖縄戦が文化破壊だったのかは定かではないが、バーミヤンの大仏破壊はまさにそう思った。9.11のツインタワーがそうだったのかは何とも言えないが、ウクライナ侵攻やパレスチナなどがその意味合いを包含していると思えてくる。ある意味タイムリーであるが、ジェノサイドとなると怖くもある。2023/05/20

Go Extreme

2
建築と記憶の敵 文化浄化 誰がアルメニア人をおぼえている?―モスタルの橋、「水晶の夜」、モスクやシナゴーグ テロリズム 士気阻喪、メッセージ発信、プロパガンダの手段 征服と革命―踏みつけにされるユダヤ人、消されゆくチベット、エルサレム問題、文化大革命、バーミヤンの仏像破壊 壁と隣人 分断の破滅的帰結―ベルファスト、ベルリン、イスラエル、キプロス、民族や宗教ごとの居住地制限 再建と記念:破壊された建築の再建は、誰にとっての真実であり、誰のための記憶なのか 保護と訴追:文化財を保護するために何をすべきか2022/07/05

takao

2
ふむ2022/07/05

和泉花

2
詳しすぎるぐらい詳細に書かれた本。それなのに、原爆は戦争を終わらせるために必要だったと正当化する文章があり、がっかりした2022/06/17

せらーらー

0
破壊される前の教会や宗教施設などの多くの写真が掲載されており、すでに破壊されていることは理解できるのだが、写真が残っている以上、私のような特段の関心の薄い者は本当にこの世にないものなのか、確証が持てない。しかし、写真の街や施設を造り、大切にしていた人たちがいたことは間違いない。そして、人を傷つける行為と同等に、その場所を侮辱の対象にすることが、いかに人々を傷つけ、怨嗟の種を蒔き、芽吹かすのか。フィンランドでのコーランを燃やす行為、シャルリーの風刺画がどういったことを産むのか、よく考える必要がある。2022/08/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19221257
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。