出版社内容情報
NHK大河ドラマで建築考証を務める城郭建築研究の第一人者が天守の基本から構造、意匠など細部に至るまで最新の知見を披露。多数のカラー写真と図版を用い建築家ならではの視点でわかりやすく説明した天守建築研究の集大成。
内容説明
城の防備の基本的考え方、天守の基本、構造、形式、構成、意匠をくわしく解説。マニアも納得する、最新の研究成果に基づく目からウロコの新知見が満載。城郭建築研究の第一人者による渾身の書き下ろし。写真・図版350点。
目次
第1章 城の防備(外壁;窓 ほか)
第2章 天守の基本的構造(天守の基本;天守の平面 ほか)
第3章 天守の容姿(天守の形式;天守の構成 ほか)
第4章 代表的な天守(現存の望楼型天守;現存の層塔型天守 ほか)
著者等紹介
三浦正幸[ミウラマサユキ]
広島大学名誉教授、工学博士、一級建築士。東京大学工学部建築学科卒業。広島大学工学部助手・助教授を経て、同大学文学部教授。専門は日本建築史・城郭史。城郭のほか、神社・寺院・茶室・民家の歴史や構造を文科・理科の両分野から研究。全国の多数の城郭の整備委員を兼任し、多数の歴史的建造物を復元設計。NHK大河ドラマ「麒麟が来る」「青天を衝け」「鎌倉殿の13人」で建築考証を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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