疑惑の科学者たち―盗用・捏造・不正の歴史

個数:

疑惑の科学者たち―盗用・捏造・不正の歴史

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月25日 00時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562054800
  • NDC分類 402.8
  • Cコード C0022

出版社内容情報

有名な科学者の知られざる不適切行為から現代のSTAP細胞騒動まで、人物の評伝、事件の経過、歴史的な背景をコラムや図解で紹介。18世紀から現代まで、科学にまつわる欺瞞と不正の歴史を概観する。有名な科学者の知られざる不適切行為から現代のSTAP細胞騒動にいたるまで、人物の評伝、事件の経過、歴史的な背景をコラムや図解とともに紹介する。

ジル・アルプティアン[ジルアルプティアン]
著・文・その他

吉田 春美[ヨシダハルミ]
翻訳

内容説明

歴史に名を残した著名な学者、天才として神格化されている学者でも、現在の基準に照らすと公明正大な人物ばかりでなかった。本書では一八世紀から現代まで、科学にまつわる欺瞞と信じがたい不正の数々を概観する。科学者の知られざる不適切行為から現代のSTAP細胞騒動にいたるまで、人物の評伝、事件の経過、歴史的な背景をコラムや図解とともに紹介する。

目次

1 考古学(カーディフの巨人;ロアタン―国家的な考古学の不正 ほか)
2 生物学と医学(ルイ・パストゥール―伝説と不正のあいだ;オットー・オーヴァーベックの若辺り機器 ほか)
3 遺伝学(グレゴール・メンデルの完璧すぎるエンドウ;シリル・バートと遺伝する知能 ほか)
4 物理学(アインシュタイン―総合の天才?;ルネ・ブロンロのN線)
5 革新的技術(機械仕掛けのトルコ人;夢想家の貴族とテレビ修理屋)
6 進行中の歴史(ヤン・ヘンドリック・シェーン―将来を約束された物理学者のお粗末さ;黄禹錫―クローン作製の英雄 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

80
「盗用、無断使用、剽窃、捏造は駄目だよ」。そう、卒論を書く際の指導を受けていた時、小保方晴子さんのSTAP細胞研究の捏造が発覚した。更には手の平を返したかのようなバッシングにより、人が死んでしまった事を知り、ショックを受けた思い出がある。その後、実用的な研究しかスポットが浴びられず、研究費が削られ、追い詰められ、捏造などに走るしかなかった研究者の実情を知る度に遣る瀬無さが募って仕方ない。勿論、視野の狭さや自尊心や栄誉心のためにそういう事をする人もいたのだが・・・。本書はそんな研究者たちの事を紹介している本2018/03/24

たまご

10
古今のいろいろな科学者たちの疑惑,国家も巻き込んだ大きな詐欺事件がかかれています.シリル・バートは,この前読んだ「オオカミ少女はいなかった」のほうがページも多く丁寧.しかし,やはり人間は見たいものを見たいように見ると実感.科学者も詐欺にあう側も.そして「publish or perish」は本当に正しいのか.昔はlonely 25 yearsなんてザラだった(はず)なのに,今は数年と短期間で結果を求められ,それが収入や地位に直結するのも,盗用・捏造を生む土壌なのでは.粗製乱造でも無造よりはましか…2021/11/23

あっきー

7
有名な小保方さんの研究不正は悲しい歴史であり何の言い訳もできないだろうが、研究不正には何を持って不正というかの曖昧な境界線があるようにも感じた。この本に、アインシュタインやメンデルの名前があるのは衝撃であり、それを不正と言い切れるのか疑問を感じた。2022/01/01

あつだい

2
目次を見たら小保方さんが載っていたので読んでみた。コンパクトにまとめられていてSTAP細胞問題を今更だけどようやく理解した気がする。日本の研究者たちにお金は回っていないと耳にするけど、この問題もまた女性や研究職の資金の闇の結果出てきたのかもしれないな。他の盗用捏造も興味深い。一人ひとりの分量は少ないため簡素だがその分要点しか書かれていないので読みやすかった。2018/05/18

ぷくらむくら

2
「人は見えるモノしか見えない」とは良く言うが、科学者もその枠を越えるのは難しいのだろうなと改めて思った。さて、自分の見えているのは何だろう、と問い続けていくことが大事だと考えます。2018/04/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12641888
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。