出版社内容情報
動物の興味深い物語を美しい写真とともに紹介。
人類の発展に大きく貢献し、生活様式に多大な影響を与えた動物と、
人間とのかかわりを、幅広い視点からとらえる。
内容説明
ミツバチ、カイコ、ネコ、ヒツジ、ライオン…世界の発展に大きく貢献し、生活様式に大きな影響をあたえてきた50の動物の興味深い物語を、美しい写真とともに紹介。
目次
カ
ミツバチ
ミンククジラ
アメリカヤギュウ
アクキガイ
カイコ
ウシ
ラクダ
オオカミ
イヌ〔ほか〕
著者等紹介
シャリーン,エリック[シャリーン,エリック][Chaline,Eric]
歴史および哲学のジャーナリスト、ライター。現在、イギリスのロンドン在住、ロンドン・サウスバンク大学で社会学の大学院研究指導にあたっている
甲斐理恵子[カイリエコ]
翻訳者。北海道在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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taku
23
その昔、ネコは″愛されてやるからエサと暖かい場所を献上したまえ″と擦り寄り、人間はそれを受け入れたらしい。ミミズは土壌改良して″ええ土やー″にしてくれる奴だが、肝心の″小をかけると…″は日本人しか知らない秘密なのだろうか。人類繁栄の歴史に他生物との関わりは大きく、影響を与えまた与えられてきた。鳥獣虫魚に恐竜や寄生虫まで意外に思えるセレクトもある。他種の生態を変え絶滅もさせてきたが、生物多様性に最も恩恵を受けているのが人間だ。2018/01/30
鱒子
23
図書館本。この本一冊としては面白かったです。一応シリーズ物のようですが、この本以外にはさほど興味をそそられず。この本についても哺乳類をはじめ、鳥や虫、そして恐竜まで混在していてちょっと雑多な気がします。面白いんだけど、惜しいな〜という感じ。無理くり50選んだような感じが見えなくもないというか(^◇^;)。 まあ、50番目の生き物はお馴染みのアレ、アレですよ!!2016/08/03
yukari
18
このシリーズの植物が面白かったので動物も。歴史的な人間とのかかわりという切り口が面白い。挿入されている写真や図も美しく、手元に置きたいシリーズ。2013/07/14
舟江
17
図書館でタイトルに惹かれ読んだ。直接歴史を変えた動物も居ったが、一番なのは一番最初に農耕を始めた人間だと思った。2016/12/19
鯖
14
今回も面白かった。オーストラリアにインドから持ち込まれたラクダ1万頭が今では20万頭まで増えていたり、ヒルは瀉血のため乱獲されてヨーロッパ各地で絶滅していたり、ドードーちゃんは人と出会って80年で絶滅していたり…。世界史を変えた動物というよりは、人間によって運命を変えられた動物たちの本であった。すまぬすまぬ。2016/10/02