紅茶スパイ―英国人プラントハンター中国をゆく

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562047574
  • NDC分類 619.8
  • Cコード C0098

出版社内容情報

19世紀、中国がひた隠ししてきた茶の製法とタネを入手するため、凄腕プラントハンターが中国奥地に潜入した! 阿片戦争直後の激動の時代を背景に、ミステリアスな紅茶の歴史を描いた、面白さ抜群の歴史ノンフィクション。

内容説明

19世紀、中国がひた隠ししてきた茶の製法とタネを入手するため、英国人凄腕プラントハンター/ロバート・フォーチュンが中国奥地に潜入…。アヘン戦争直後の激動の時代を背景に、ミステリアスな紅茶の歴史を描いた、面白さ抜群の歴史ノンフィクション。

目次

一八四五年 中国の〓(びん)江
一八四八年一月十二日 イギリス東インド会社本社
一八四八年五月七日 ロンドン、チェルシー薬草園
一八四八年九月 上海から杭州へ
一八四八年十月 杭州寄りの浙江省
一八四八年十月 長江の緑茶工場
一八四八年十一月 安徽省にあるワンの実家
一八四九年一月 上海
一八四九年三月 カルカッタ植物園
一八四九年六月 インド北西州サハランプル植物園〔ほか〕

著者等紹介

ローズ,サラ[ローズ,サラ][Rose,Sarah]
ジャーナリスト・作家。シカゴ出身。ハーバード大学とシカゴ大学で学位を取得。数社の新聞社に勤務し、香港、マイアミ、ニューヨークで国際政治、経済、金融、ビジネスなどを担当した。現在は男性向け雑誌Men’s Journal、グルメ雑誌Bon Appetiteなどに旅行と料理の記事を寄稿している。North American Travel Journalists Association(北米旅行記者協会)のGrand Prize in Writingを受賞し、ニューヨーク芸術基金(NYFA)から研究助成金を授与された

築地誠子[ツキジセイコ]
翻訳家。東京都出身。東京外国語大学ロシア語科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アナーキー靴下

78
ロバート・フォーチュン関連でお気に入りの方から紹介されて。「スパイ」なんて比喩で、当時は国外への植物持ち出しが容易だったのでは、と軽く考えていたが、読んでびっくり、本当にスパイ、現代基準でも当時基準でも間違いなく大犯罪者だった。個人のスパイ活動を如実に追いながら、アヘン戦争後の中国、植民地支配への反乱を控えたインド、その二国を巻き込んだ大英帝国の功罪を見るようで、大変面白くも複雑な気持ちに。最近読んだ『水族館の歴史』で、比重が置かれていたゴスが同時代の人と気付き、当時の雰囲気を複合的に掴めて良かった。2022/07/30

ねむねむあくび♪

37
面白かった!!プラントハンターと言う当時の職業、それが産まれた歴史的背景、植物とその流通が世界を大きく動かしていたなんて。本書はあくまでも歴史書で、学術書でもないし、007のようなアクションスパイ物でもない。けれど後書きに在るようにインディジョーンズのように未開の奥地への冒険の薫りがあり、大いに堪能した。また種や苗の移送や歴史も興味深かった。ダージリン誕生と美しい植物の陰にフォーチュン氏の功績が有ったのか2012/12/22

まーくん

26
時は1848年、アヘン戦争に敗れた大清帝国。中国上級官吏姿の英国人プラントハンター、ロバート・フォーチュンは東インド会社の密命を受け、杭州の港から内陸へ向け旅立った。当時、良質の茶葉栽培を独占していた中国の秘密を探り、苗木や種を盗み出すために。最初は緑茶の産地、安徽省、翌年は寧波から紅茶で名高い福建省武夷山へ。紆余曲折を経て、それらはヒマラヤ山麓ダージリンに届けられた。そこに根付いた”チャノキ”は、その後の歴史が示す通り英領インドを世界の紅茶生産地に押し上げ、大英帝国繁栄の一翼を。面白い!さて紅茶を一杯。2018/01/28

星落秋風五丈原

24
実在のプラントハンターの話。2017/09/09

Toshi

23
英国が中国から茶を盗み出し、インドでの栽培に成功するまでを、プラントハンター、ロバート・フォーチュンの足跡から描くノンフィクション。勿論最初からインドのお茶があったと思っていた訳ではないのですが、アヘン戦争以降と言う比較的近代の出来事だったのですね。単に種を持ち出せば済む話ではなく、「ウォードの箱」や近代的な輸送技術があって成しえたプロジェクト。勉強になりました。普段は翻訳本の日本語タイトルに文句をつけているのですが、本書のタイトル「紅茶スパイ」、単刀直入で良いです。2022/11/30

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