シールド・リング―ヴァイキングの心の砦

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シールド・リング―ヴァイキングの心の砦

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  • サイズ B6判/ページ数 374p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562037148
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

イングランド湖水地方の雄大な自然を背景に試練に立ち向かう少年と、それを見守る少女の姿が詩情豊かな語り口で描かれてゆく名作。

著者等紹介

サトクリフ,ローズマリ[サトクリフ,ローズマリ][Sutcliff,Rosemary]
1920~92年。イギリスを代表する歴史小説家。1959年、すぐれた児童文学にあたえられるカーネギー賞を受賞し、歴史小説家としての地位を確立した。1975年には大英帝国勲章OBE、1992年にはCBEが贈られている

山本史郎[ヤマモトシロウ]
1954年、和歌山県に生まれる。1978年、東京大学教養学部教養学科卒業。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻はイギリス19世紀文学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

118
著者の作品”ローマン・ブリテン4部作”の姉妹版ともいうべき物語。”ブリテン4部作”から時代は降って11世紀末~12世紀の初頭。ブリテン(イングランド)は、ノルマン朝イングランドの第2代国王ウィリアム2世(鬚が赤毛であったことから赤顔王と呼ばれる・顔が赤かったからと言う説もある)の時世下のスコットランドが舞台になっている。この頃はまだイングランドと併合しておらず、スコットランドはマルカム3世によって統治されていたが、まだまだ治世は安定していなかった。2017/06/15

星落秋風五丈原

15
ノルマン人との闘いで自由を守ろうとするヴァイキングの子孫達の最後の小さな砦、盾の輪(シールド・リング)。「それが我らの盾の輪なんだ。われらの最後の心の砦なんだ。障壁をなす山々でも、足をとる沼でもなく、それは人の心の中にあるのだよ。」主人公は幼い時に両親をノルマン人に殺され、「盾の輪」に引き取られた少女フライサと、やはりノルマンとの闘いで父を亡くして孤児になった少年ビョルンの二人。10代後半になった二人は、最後の大攻撃をかけてきたノルマンの手に落ち、むごい運命にさらされそうになる。2004/01/19

shou

7
かつて征服者であったヴァイキング達が、ノルマン人に征服されようとしている時代の物語。所属感が揺れているビョルンとフライサの二人の視点で進むので、他作品に比べると没頭感はなかったかな。とにかく戦士エイキンが終始カッコいい。2013/12/08

りゅうR

7
ついついファンタジー作家と勘違いしてしまうけど、歴史小説です。分類は児童書。大人でも十分、楽しめます。サトクリフは読みやすいのと読みにくいのとあるのですが、翻訳家の違いのせいかな。 舞台はイギリスの湖水地方。ノルマンディの侵略に戦うヴァイキングたちの物語です。牧歌的なのどかな情景と侵略にあらがう誇り高き人々の姿が感動を呼びます。圧倒的な戦力の差に全滅して終わるのではと手に汗を握りました。もちろん、サトクリフなので、苛酷な現実の中、少女と少年の幼い恋と夢と希望もあふれています。2013/06/16

myaown

4
共にノルマンによって親族たちを倒されたビョルンとフライサの瞳を通して幼い頃から青年期までの長きに渡って続く、イングランドに乗込み湖水地方に徐々に根付いたヴァイキング族とノルマンとの攻防を描く。絶対的数の有利を欠きながらもヴァイキングの誇りのために最期の闘いに挑む彼らの心に繋がるシールド・リング。心躍る劇的な展開というほどのものは(サトクリフの作品には)いつも無い様に思うが、静かに感動した。"イルカの紋章"との係わりは文章中では直接説明されないが、それが出て来る度にアクイラを思い心が騒ぐのを止められない。2015/08/26

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