内容説明
外からはうかがうことのできない内面世界とは、どんな風にうまれるのだろうか?私たちが「意識」と呼ぶものの正体は、いったい何なのか?哲学、科学、経験などの諸分野が追い求めてきた意識のイメージをフルカラー図版とともに描き出す。
目次
第1章 意識は穴だらけ
第2章 やっかいな問題
第3章 ではなぜ意識を持っているのか
第4章 意識はこうして作られる
第5章 脳と意識
第6章 意識する身体
第7章 私は私?
第8章 ばらばらになった意識
第9章 意識の宇宙?
著者等紹介
カーター,リタ[カーター,リタ][Carter,Rita]
医療ジャーナリスト。「インディペンデント」「ニューサイエンティスト」などで活躍。医療ジャーナリズムへの多大な貢献が評価され、「メディカル・ジャーナリスト・アソシエーション賞」を二度受賞している
養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年生まれ。東京大学医学部卒。現在北里大学教授。専門は解剖学
藤井留美[フジイルミ]
上智大学外国語学部卒。翻訳家
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nchiba
1
意識とは何か。脳を細かく切り刻んで行けばわかるのか、それとも全く違う何かなのか。より科学的であるためにどうアプローチするのが良いのか。あらゆることがまだ謎だ。しかしこの難しさへのチャレンジは間違いなく魅力的だ。手元に置きたい一冊。2013/10/12
みぎ・妖子
1
一巻に引き続き。相変わらず分かりやすくて面白い。一巻よりも難しいテーマが扱われているけど、だからこそ面白いというか。特に中〜後半は必見2009/05/18
カミツレ
0
重要な情報が多すぎて、アンダーラインだらけになっています(汗)