ミステリー・リーグ
たったひとつの浦川氏の事件簿

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  • サイズ B6判/ページ数 337p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562034277
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

浦川氏のめぐる、極北でも究極でもない限界本格推理。

著者等紹介

斎藤肇[サイトウハジメ]
1960年、群馬生まれ。「星新一のショートショートコンテスト」などで活躍後、1988年に『思い通りのエンドマーク』(講談社ノベルス)で本格ミステリ長編デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

12
あんまり面白くない短編が続くが、連作短編のようなので、我慢して最後まで読む。なんかよくわかんなかった気もするが、結構意外な感じで面白かった。2011/04/01

ふう

8
うーん「いまひとつの」って感じ。ん?浦川って…と思いながら読んでたらなんとなーく予想はついたけどもちろん順番通りに読了。けど…なんだろうこの残尿感は。すべてわかってからでも各話があまりストンと腑に落ちないというか、全体で見ても各話を単独で見てもあまり魅力を感じられず読み返す気になれなかった。やりたいことはわかるんだけどスマートに成功してないような…まぁ私の頭がスマートでないだけなのかもしれないけど。2016/11/16

徳浄さん

4
我慢に我慢を重ね、最後まで読んでみた。最後まで読まないとこの本は解読できないと思ったので! でも、あんまり解読できた気がしない。偶然が偶然を呼んで……。「たったひとつの」と言う平仮名と、表紙の絵に惹かれて手に取ったけど、迷路のような螺旋階段に四苦八苦して、本線を選ぶのにも苦労した感じ。いつの間にか山の中の細い道に導かれて行き止まりになる恐怖をずっと味わっていた。2016/09/14

Mark.jr

3
ネタバレ無しの感想も、生半可な読みでの読解も非常に難しい一冊です。2023/12/29

オーウェン

3
全部で8つの話の連作集。 探偵浦川の追及や、探偵になる前の初めての事件などを見せていく。 冒頭作者が仕掛けを解説しており1~6までは各事件で、7で仕掛けをばらし、8がオマケの話となる。 狙いは分かるんだけど、この構成が特に意味があるかといわれると苦しい。 そもそも各話が単体として満足するか微妙な話が多い。 だからネタをバラされてもカタルシスや驚きに繋がらない。 8のオマケだけはそれなりに見れるが、全体とすると面白くはない。2018/07/26

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