内容説明
『星の王子さま』から『豚の死なない日』まで。懐かしい世界から、現在のリアルな子どもの世界まで、21世紀海外児童文学57作品を紹介。
目次
ふしぎのたまご(『クマのプーさん』―やすらぎ系のクマのお話;『風にのってきたメアリー・ポピンズ』―遊園地へようこそ ほか)
もうひとつの世界へ(『しずくの首飾り』―身近な暮らしと魔法のあいだ;『シャーロットのおくりもの』―クモが織りあげた橋 ほか)
こころのアンサンブル(『クローディアの秘密』―仮想家出ノススメ;『めぐりめぐる月』―謎を追いかけて三千キロ ほか)
子どもたちの四季(『がんばれヘンリーくん』―「普通」のアイドル;『リトル・カーのぼうけん』・小さな車の大きな冒険 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
joyjoy
2
読んだことのある作品18。でも紹介分を読むと、なるほど!と、また読み返してみたくなるものも。本をもっと深く読みたい、と思わされた。新たに読んでみたい本もいろいろ。2018/12/22
M1号
2
57作品もの英米名作や児童文学を4人の児童文学研究家や翻訳家がやさしく紹介。神戸万知先生がそのうちの一人なので手に取ってみた。ムーミンや星の王子さま、ナルニア国やホビットなど、広く人気のあるものもたくさん!■児童文学といえど、あなどるなかれ。意外にシンプルかつ深い哲学が織り込まれていたり。また名作を読み返したくなる。好きな作品のところはしっかりと、あとは飛ばし読みで。2016/05/10
あおき
2
日本の作家がないのが残念2012/10/20