内容説明
ものを見たり、考えたり、感じたり…わたしたちの脳内で起こっている精神活動のプロセスと、脳の生物学的メカニズムとの関係を、最新画像や具体例をもとにわかりやすく紹介する脳の図鑑。
目次
第1章 ダイナミックなシステム
第2章 意識の王国―右脳と左脳
第3章 脳の発電所―大脳辺縁系
第4章 感情は化学物質である
第5章 脳の生み出すもの―知覚の不思議
第6章 他人の脳に入り込む能力
第7章 記憶はどのように保存されるか
第8章 意識はどこにあるか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶーちゃん3号
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これも、目からウロコ…。((((;゚Д゚)))))))ですね。((((;゚Д゚)))))))。2011/08/14
nchiba
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まさに脳の地形図。脳の中の部分とその機能について詳細な症例とともに説明している。意識や心についてはまだわからないというのが本当のところだ。でも脳の仕組みの中にそれらが含まれていると筆者は考えている。まだまだむずかしい問題だけど、面白いことには変わりない。2013/09/26
Kayo Matsumura
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基礎的。ダマシオの話が多くとりあげられる。2013/02/23
atokit
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図版が豊富なのが特徴。脳科学の知見を概観できるので、入門として最適だろう。脳を損傷したさまざまな患者が登場するがいずれも奇妙で、読み物としてもおもしろい。2010/01/25
みぎ・妖子
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驚くくらい、分かり易かった、目から鱗。専門用語で説明するのでなく、実際の症例が示されているから、イメージしやすくてすいすい頭に入ってくる感じ。カラー刷りだし、図もほどよい感じに入っていて、コラムもいちいち面白い。自分が知りたかったことが本当によく解説されていたから、大満足。凄く当たりの本だった。脳と意識のことを理解したい人は是非。2も楽しみ。2009/03/31