内容説明
主人公はビルボ・バギンズ。満ち足りた気持ちで静かに暮らしていたホビットだったが、そんな平凡な人生がとつぜんひっくりかえってしまう。ガンダルフと13人の矮人たちの仲間に加わり、強奪された宝をとりもどす冒険の旅に出ることになったからだ。それは危険でいっぱいの旅だった。そしてさいごには恐ろしいドラゴンのスモーグに、ビルボはたった一人で立ち向かうはめとなる。全ページフルカラーのイラストと、『ホビット』のオリジナルをていねいに抜粋して縮めた文章で、軽快に進んでゆく物語。クリストファー・トールキンのお墨つきのこの美しい本は、まだホビットを知らない人々を魔法の傑作の世界へと導いてくれるだろう。老いも若きも、世界中の『ホビット』ファンを魅了することまちがいなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
57
漫画調の『ホビットの冒険』。名前の訳がちょっと違うので、その点で少し違和感がある。あの物語をこれだけ抜粋を上手くしているのは評価できるか。でも、普通に原作読んだ方が面白いんだけどね。原文のもイギリス渡航の際に購入。★★★☆☆2017/01/24
ホームズ
22
映画を見に行ったので引っ張り出して読んでみた(笑)映画とは少し内容が違ってるけど良いな~(笑)後半もこんな話だったな~とか思い出しながら読んだ(笑)映画早くみたいな~(笑)というかもう1回今やってるの観に行こうかな(笑)2013/01/09
みずたま
21
日本の漫画と読み方が違い、左から右へ読み進めていくため、読み慣れず時間がかかってしまった。絵柄がちょっと苦手だけど、クセ者だらけの登場人物たちがなかなか面白い。DVDも見てみようかな。2016/01/17
がんぞ
4
登場人物の絵に迫力がある。ドワーフは皆、老爺。トーリンがソーリン(thをサ行)、スマウグがスモーグなど、瀬田貞二訳と固有名詞がちがった読み方なのは違和感があるが、「ゴクリ」は、そのまま。小学生で読んだ物語を再度たどると本当に危地の連続、竜を倒したあとドワーフたちの黄金の独占に異を唱え、追放されたビルボの哀れは「オトナは欲にかられ愚かな事をすることもある」という身につまされる話、子供に理解できたとは思えない。/戦争はしたいと思ってするのではなく、守らねばならないものがあって起こるが。結末で金欲は埋葬された…2012/12/23
ホームズ
3
ちょっと絵が微妙な感じがあるけど楽しめる作品(笑)