内容説明
おいしい食事と平穏を愛する小さい種族ホビット。そのなかでも裕福で学問好きなビルボ・バキンズは、ある気持ちのいい朝、魔法使いのガンダルフに出会い、お茶に招くことに。ところが、やってきたのはガンダルフのほかになんと13人の矮人(ドワーフ)たち。邪竜(ドラゴン)に奪われた先祖伝来の宝の奪回に向かう血気盛んな連中だった!―ちょっぴり人(?)が好くてそそっかしいビルボがくりひろげる血湧き肉踊る大冒険。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまむ
6
久しぶりに、冒険物を読みました。面白かった! 読み進めるほど、どんどん引き込まれていきました。 ビルボの自分より誰かのために行動するという優しさが、どんな冒険より素晴らしいと思いました。2017/04/21
つくし
4
映画が大好きなので原作もと思い。映画であれほど話が膨らむのはすごいです。注釈版とのことで読んでいる合間で情報が入ってくるから物語に集中しづらい一方、いろんな挿し絵や制作にあたってトールキンの記した言葉など、色々な情報が記載されているのは面白かったです。2019/10/21
OTIUM
4
今年映画が封切られるので、読んでみました。少し読みづらいですが、ビルボが指輪やミスリルを手に入れるいきさつが分かります。冒険の旅は、その情景を想像して読み進めると本当にわくわくします。指輪物語をもう一度読みたくなりました。(注釈すごいです。なんか嬉しい)2012/02/03
中川颯馬
3
ビルボの冒険している姿を想像しながら読みました。 まるで一緒に冒険しているようで、とても楽しかったです!2022/04/26
barcarola
2
日本でファンタジー系のRPGが紹介され始まったころ同時に紹介されることが多かった本作と「指輪物語」。そもそも児童文学ということもあってかゲーム向きと思えるのはこちらの方か。で、本書はいろいろとおまけ(?)が豊富で資料としてもうれしいところ。2016/09/24