内容説明
マーケティング・コミュニケーションという、適応と創造の二面性をあわせもったプロセスを成り立たせているのは、どのようなメカニズムなのだろうか。本書では、この問題を、マーケティングの諸活動と、消費者が対象を知覚し評価する作動とが出会う、関係のインターフェイスにおいて考えることによって、マーケティングを理解するための新しい視点を提供する。
目次
第1章 二重の運動としてのマーケティング
第2章 ファッションの駆動力
第3章 消費者情報処理の可能条件
第4章 競争的使用価値の再検討
第5章 記号が触発する作動
第6章 広告を創発するユーモア
第7章 リフレクティブ・フロー
著者等紹介
栗木契[クリキケイ]
1966年ペンシルベニア州フィラデルフィアに生まれる。1991年神戸大学経営学部卒業。1997年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了(博士(商学))。1997年岡山大学経済学部専任講師。1999年岡山大学経済学部助教授
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