内容説明
本書は、経営システムの変革と人的資産の活用のためのビジネスモデルを提案したものである。本書の目的は、新しい業績管理会計システムを研究するために、現在の日本企業の業績評価システムと報酬システムを、理論的かつ実証的に解明することにある。
目次
第1部 実態調査と分析(業績評価システムと目標管理制度―実態と改善;業績測定システムの分析と革新―実態と提案;人事制度と業績評価システム―雇用構造からみた実態分析)
第2部 理論研究とモデル構築(業績評価と報酬システム―活性化リンクモデルの構築;業績評価のインセンティブと多元性;非財務的指標による戦略的価値評価―知的資産会計の構築に向けて)
第3部 実証研究と事例研究(企業業績と経営者報酬―実証研究;報告利益管理と経営者インセンティブ―日米の研究動向;IT企業のソリューション事業とその財務分析―知的財産の活用例)